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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第10話 訓練兵団D
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情をしていた。
またエレンらと同じく成績上位10位に入ったジャン・キルシュタインは
酔ってもいないにも関わらず頬を紅潮させながら興奮した様子だった。
ジャン「よし!俺には守れるだけの力がある!」
訓練兵1「いいよなお前らは、10番以内に入れてよ。憲兵団に入るんだろ?」
ジャン「・・・どうだろうな。憲兵団に入ろうと思ってはいるが・・・。」
ジャンは同期の10番以内から洩れた訓練兵から羨望の眼差しと妬ましさが
含まれた言葉をかけられるも、何か少し思いつめたような声で返す。
ジャンの横に座るジャンの盟友のマルコもジャンに同意する。
マルコ「僕も憲兵団に入るよ。王の近くで仕事ができるなんて・・・。
こんな光栄なことは無い。」
ジャン「!・・・そうか。お前は、そういうやつだな。」
マルコ「?・・・どうしたんだ?ジャン。」
マルコは、今日のジャンがいつものジャンと違うと感じた。
今日のジャンの様子は、昨日までのジャンと違い、何か思い悩んでいる、
そんな風に見えるのだ。
マルコは、自身の親友が、何に悩んでいるのか気になり、意を決して、
ジャンに尋ねた。
ジャン「・・・マルコ。・・・俺は、調査兵団に、入るべき、なのか・・・?」
マルコ「!?」
ジャン「・・・マルコ。3年前の入団式の時、俺がヒョウとハチマンに
言われたこと、覚えているか?」
マルコ「・・・うん。」
ジャン「俺は、あの人に『大切なものを守れるか?』って聞かれた。
俺は、最前線のトロスト区で生まれ、育ってきた。
・・・その故郷を、俺は捨てられるのか。
それをずっと、この3年間、考えてきた。
でも、俺はそれに答えられないんだ・・・。
・・・大切なものを守りたい。自分の育ってきた故郷を守りたい。
そう思うが、それをするために、俺は調査兵団に入る方がいいのか、
憲兵団に入る方がいいのか、分からないんだ・・・。」
マルコ「・・・。」
ジャン「もし、今日、成績上位じゃなかったら、調査兵団に入ろうと思っていた。
だが、俺は、上位10名中の6位。見事に成績上位だ。
・・・俺にはそれだけの力があるってことだろうが・・・。
・・・素直に喜べねぇ自分がいるんだ。」
ジャン「生きてる限り、必ず選択しなくちゃいけない時が来るのは分かってた。
だが、こうも選ぶ選択肢が未来に関わってくるとなると、
なかなか選べねぇよ・・・。
・・・なぁ、マルコ。俺は、どうするべきだと思う?」
マルコ「・
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