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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第9話 訓練兵団C
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俺たちはしばらく洞窟探検をしていた。

 すると、中には、鍾乳洞があり、そこからぽたぽたと水適が流れていた。

 ハチマン「!よし、これで水は確保できるな・・・。」

 クリスタ「?なんで?」

 ハチマン「天井に鋭く尖った岩があるだろ?あそこから少しずつ
      水滴が流れてきている。という事は、その上には水がある。
      それに、水滴が流れてきているから、その下に桶とかを
      置いておけば、勝手に水が溜まっていってくれるはずだ。」

 クリスタ「ほぇ〜。知らなかった。」

 ハチマン「そりゃそうだろ。教えてないからな。」

 クリスタ「た、確かに座学の鍛錬には出てきてなかった。」

 ハチマン「さて、桶の代わりになるようなものは無いかねぇ?」

 クリスタ「うーん・・・。」

 水の支給品ボトルは、今飲み水入れとして使っているし、
 途中から入れてもな・・・。

 肉入れていた箱も無理だし・・・。

 ・・・代用品が思いつかねぇ・・・。

 ハチマン「はぁ、仕方ない。クリスタ。鍾乳洞が生えているところの奥に
      小さい穴や窪みが在るかどうか探してきてくれ。
      ・・・あ、あと、天井には気をつけろよ?
      何かの拍子にあの鋭い岩が落ちてくるかもしれないからな。」

 クリスタ「うん。分かった!」

 そういい、クリスタは洞窟の奥の方の探索に行ってくれた。

 ・・・よし。さすがにクリスタには見せられないからな・・・。

 俺は、骨で桶を作り、それを少し奥の見にくいところにある小さい滝の流れの
 ふもとに置き、クリスタを探しにいった。

 ハチマン(よし。これでしばらく放置しておけば、勝手に水が溜まるだろう。)

 そう思いながら、クリスタを探していると、意外にも奥までクリスタは
 探索しているようで、結構奥まで来た。

 ハチマン「クリスター!どこだー!」

 たまにそう呼びかけてみるが、返事はない。

 ハチマン(なんでだ?クリスタはこの洞窟の奥の探索を頼んだ。
      でもそれは、こんなにおくまでじゃないし、さすがに見つけるまで
      探検を続けるってわけでもないだろう。
      ・・・もう入り口の方にいるのか?
      もしそうなら、洞窟がわかれているという事だが・・・、
      今まで分かれ道を見ていない・・・。
      どういうことだ・・・?)

 そんな風に熟考していると、

ガサッ

 ハチマン「!」

 ???「・・・。」

 足音がして、目の前におもちゃ・・・・のようなナイフを持ち、頭にリボンを付けた
 少女・・のような人が見えた。
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