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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第9話 訓練兵団C
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奪うことを決して躊躇するな。
俺たち人間は、そうやって生きているんだから。」
クリスタ「・・・。・・・うん、分かった。」
そう言う彼女の目には、悲しみと少しのケツイが宿っていた気がした。
−−−
俺とクリスタは、付近の探索を続けながら、動物または山菜、川等がないか
探していた。
しかし、付近には動物はほとんど見かけず、山菜もあまり生えていなかった。
木や草も冬だからか、枯れていたりしている。
ハチマン(川が在れば、魚かふきのとうが見つかりそうだが・・・。)
ふきのとうは前の世界で言う2〜3月あたりに採れる山菜だ。
今は、だいたい1、2月あたりだと思うので、もしかしたらふきのとうが
生えているかもしれない。
キェェェェェッ!
ハチマン「!?」
クリスタ「ヒャッ!な、何の音?声?」
いきなり何か良く分からない声が茂みの奥のほうから聞こえた。
ハチマン「・・・行ってみるぞ。クリスタ、ナイフの使い方と
さっき言ったこと、覚えてるな。」
クリスタ「!・・・うん。」
俺は、弓を構え、茂みに近づいていった。
なるべく音を立てず、音のした方を茂みから見ると・・・、
鹿がいた。
ハチマン「・・・へ?」
クリスタ「・・・ふぇ?」
茂みの奥には、鹿がいた。
おそらく、さっきの音の正体は、この鹿の鳴き声だろう。
キェェェェェッ!
・・・目の前でまた鳴いたし。
ハチマン(・・・鹿って、あんな鳴き声なのかよ・・・。)
ハチマン「・・・はっ!殺らなきゃ・・・。」
ちょっとあまりにも鹿の鳴き声について、インパクトがありすぎて
放心状態になったが、すぐに我に返り、まだ俺たちに気付いていない鹿に
俺は、弓を構え、矢を放った。
ピュッ
・・・バタリ
俺が放った矢は、鹿の首筋辺りに刺さり、鹿は地面に倒れた。
ハチマン「はぁ、はぁ・・・。」
・・・なんか、あの鳴き声で結構疲れた気がする・・・。
クリスタ「・・・はっ!あ、あれ?し、死んでる・・・?」
ハチマン「いや、首筋に矢を当てただけだから、まだ生きてる。
・・・今日は、こいつを晩飯にいただく。」
クリスタ「・・・うん。血抜きとかは私がするよ。」
ハチマン「いや、いい。少しやりたい事もあるからな・・・。
クリスタ、火をつけるための薪を集めておいてくれないか?」
クリスタ
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