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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第9話 訓練兵団C
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ってきてくれた。生きていてくれた。
そんなうれしさも感じた。
たぶん、いや確実に、私は、ハチマンに恋をしている。
・・・でも、私の恋はかなわないと思う。
私は、妾の子。幸せな家庭を作ったりする資格なんてない。
だから、せめて、あなたが寝ている間だけでも、あなたと一緒にいる間
だけでも、幸せだって、感じさせてほしい。
あなたには、絶対に言えないけれど、
大好きです。
サバイバル訓練7日目
今日でサバイバル訓練は最終日。
長いようで短い1週間だった。
えっ、6日目はどうしたって?
はっはっはっ、怪我で1日中寝ていたよ。
だから、さっき食べた鹿肉が2日ぶりの食事だった。
おいしかったよ。
・・・やめよう。なんか気持ち悪い。
とりあえず、クリスタに、荷物をまとめておいて貰って、俺は鍾乳洞の水を
回収しにいった。
ハチマン(どれどれ・・・?
・・・結構な量回収できてるな。)
支給された水が入っていた入れ物。
500mlだと、だいたい1/3くらいだが、溜まっていた水は2つの入れ物を
満杯にするほどの量があった。
ハチマン(これで、集合地点まで行ける量の水は溜まったな。)
そう思い、俺は、水を入れた入れ物を持って、クリスタの元に向かった。
−−−
パシュゥ
煙弾は結構近くに発射された。
ゆっくりそちらに向かっていくと、見回りをする教官たちも見えた。
しばらく歩いて、目的の場所にたどり着いた。
キース「ハチマン・ヒキガヤ、クリスタ・レンズペア、1着!」
教官にそういわれたが、無事に帰ってこれたからか、うれしくて、
聞いていなかった。
やりきった気持ちで、帰りの馬車に乗り、俺たちは、訓練兵団の宿舎に
向かった。
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