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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第7話 訓練兵団A
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ス教官も例外ではなかった。

 キース(しかし、彼を崖の上から見たとき、目が
     青と黄色、紫に光っていたのは、気のせいか・・・?)

 −−−

 教官らが呑気に紅茶で喉を潤し流暢に口を動かしていた頃、
 本日の訓練を終えた訓練兵たちはそれぞれ個人の時間へと移っていた。

 夕食まではまだ時間があり、このコテージには人が疎らにいる程度。
 しかしその少数ながらも全員の注目を浴びる2人の男女が
 周りへ見せつける様にイチャイチャしていた。

 ミカサ「あの禿げは調子に乗りすぎた・・・、
     いつか私が然るべき報いを・・・。」

 ハチマン「お、おい。落ち着けミカサ。
      てか、まさかそれってキース教官の事を言ってるんじゃ・・・。」

 ミカサ「・・・それはおいといてハチマン。大丈夫だった?」

 ハチマン「え?あぁ、見ての通り怪我もないし大丈夫だから
      ・・・って、ち、近いんだけど?」

 ミカサ「ハチマンは無理をする。私が面倒をみてないとダメ。」

 ハチマン「おいおい、ミカサ・・・。」

 般若の如く無言の憤激した表情から屈託した表情でハチマンを見つめる。

 そして、毎回ミカサはハチマンの頭を胸元にグイッ、と持ってきて、
 後頭部を確かめたり、ハチマンの腰部分に抱き付き背中を擦ったりと
 妙に身体を近づけて身体検査をしている。

 対してハチマンは、それを頬を少し赤くしながら、
 少しでも逃れようとしたが、無駄な抵抗だと思い、
 為されるがままになっている。

 尤も、彼らはこれを見せつけようとしているのではなく、
 ミカサが毎回やってくるので、周りも日常風景に、
 ハチマンにとって、これは公開処刑のようなものだが、
 いくら言っても、ミカサはやめないし、
 彼の座右の銘が、
 『押して駄目なら引いてみろ。引いても駄目なら諦めろ。
  諦めきれないのなら、とことん抗え。』
 というものなので、もう既に諦めて、それを受け続けている。

 ただ、ハチマンはそんな中で、

 ハチマン(ミカサさん!毎回思うんですが、あなたのそのやわらかいモノが
      顔に当たってるの!俺の理性を毎回ゴリゴリ削っているんだよ!)

 と、内心理性と本能で戦っていたりもしてたりする。

 周りは、それを見て、

 訓練兵たち(((ああ、ミカサだしなぁ・・・。)))

 と、まるで微笑ましい物を見る目で見ている。

 一部の人、主に馬面の男がワンワンと吠えているが、ハチマンには恩が
 有ったり、単純にそういうのが好きなヒョウのお怒りに触れるのが
 怖くて文句をいう事ができない。

 エレンは、小さい頃のミカサを知ってい
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