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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第7話 訓練兵団A
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がらキースがそう呟いた。
同じ教官の兵士達もわずかだが興奮した様子でその話題について
議論の的になっている。
キースが呟いた【闇討ち】という単語。
【闇討ち】とは立体機動装置の訓練の1つであり、
立体機動装置を使いこなすためには、体力、脚力、耐G能力、
空間把握能力等が必要となってくるが、
特に空中において自分の状況を素早く認識し、
パニックにならない為には、並大抵でない精神力が必要となる。
このため、バンジージャンプや器械体操、果ては命綱を教官が
故意に切ってその対応を見る訓練のことを【闇討ち】という。
そしてこの【闇討ち】を初めて受けて冷静に対応し、
尚且つ無事だったものは過去いなかった。
しかし、あの少年たちは人間離れした精神力で対処し、
かすり傷一つつけることなく訓練を終えた。
否が応でも彼に注目が行くのは仕方のないことだった。
教官1「ハチマン・ヒキガヤ・・・、いったい何者なんでしょう?」
教官2「出身地はイェーガーやアッカーマン、闇討ちに対応した
もう一人であるギルデットと同じシガンシナ区のようです。」
教官3「!・・・なるほど、それならあのずば抜けた精神力にも
納得がいきます。」
教官4「同じ出身地であるミカサ・アッカーマンも初見の降下訓練を
規定降下速度の約半分の速さで降りてきました。
エレン・イェーガーもヒョウ・ギルデットに根気注入され、
第2班の中で一番最初に降下した少年ですし。」
教官5「ミカサ・アッカーマンにハチマン・ヒキガヤ、
ヒョウ・ギルデットにエレン・イェーガー。
どのように成長するか、楽しみですね!」
教官たちは訓練兵団に志願するときに全員から提出された履歴書のような
資料を机の上に広げながら話しのネタにしている。
教官3「まあ、彼らがどの兵科を希望するのか、注目しておきましょうか。」
シガンシナ区陥落以降訓練兵たちの志望兵科が極端な結果になりつつある。
また、唯一入団条件が設けられている憲兵団に至っては志願倍率が
10倍以上にも跳ね上がっている。
年によっては訓練兵全員が憲兵団を希望するなど平和で
豊かな暮らしを求める訓練兵が増えた。
今年は、調査兵団に入ろうとする訓練兵が5人ほど既におり、
教官たちは、今までとは違う訓練兵たちの未来が気になり、
興奮しているようだ。
キース(ふっ、やはりな・・・。)
キース(さすがは、10歳前後の年齢で命の重みと知識を知り、
私を改心させた少年たちだ。)
それは、鬼教官であるキー
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