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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第6話 訓練兵団@
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 ジャン「い、いや・・・、何も・・・。」

 ヒョウ『そうだよなぁ・・・。我々は、調査兵団という組織を、
     憲兵団という組織を、駐屯兵団という組織を、まだ、何も知らない。
     知っていたとしても、それが事実かどうかすら分からない。
     そんな事も知らない若造が、知ったように組織を穢すな。』

 ジャン「は、はい・・・。」

 ヒョウ『・・・。・・・ふぅ。
     ジャン・キルシュタイン君。」

 皆が動けない中、ヒョウは、ジャンの名前を呼ぶと、
 ジャンの座っている席の前に座った。

 ジャン「は、はい!」

 ヒョウ「君には、守りたい人はいるかね?」

 ジャン「は・・・?」

 ヒョウ「大事な人は?友人は?家族は?守りたいと、
     そう感じる人は、いるかね?」

 ジャン「・・・は、はい。います。」

 ヒョウ「なら、君は、その人を、自分の力で守りきれるかね?」

 ジャン「!・・・、・・・むり、ですね・・・。」

 ヒョウ「そうだ。今の君には、できないだろうね。
     でも、君には、まだ先がある。」

 ジャン「!」

 ヒョウ「今、君は訓練兵になったばかり。
     まだ3年間ある。その3年間で、君は守れるだけの力を
     身につけられるかもしれない。」

 ジャン「・・・。」

 ヒョウ「それに、君には、物事を正しく認識することができる視野がある。
     君の言った調査兵団の暴論は、半分正解、半分不正解の回答だった。
     たしかに、中身を知らない人からすれば、君の言ってる事は、
     正しい部分がある。
     たとえば、なんで存在しているのか、なぜ入ろうとするのかなどだ。
     しかし、それらは内面を知っているものからすれば、
     間違った解答だ。
     彼らの組織が存在するのは、人類のためであるという人もいれば、
     夢のため、はたまた、王政の政策だというものもいる。」

 ヒョウ「人の考えなんて、人の数だけある。
     何が正しいなんてない。
     でも、良く知らないで、暴論を振りかざすのは、良くない。
     その選択は、時に、自らに帰ってくる。

     君もそんなことが無い様、気をつけて、会話するといい。」

ガチャ

 そういい、ヒョウは、コテージを出て行った。

 エレン「・・・。・・・こわかった〜。」

 ジャン「・・・。・・・はあっ!ごほっごほっ・・・。」

 アルミン「エレン!だいじょうぶ?」

 エレン「ああ。アルミン。だいじょうぶだ。・・・たぶん。」

 アルミン「あはは・・・。まあ、確かに昔から
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