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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第6話 訓練兵団@
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ンはパンの繊維を引き離す。

 エレン「巨人なんてな・・・、実際大したことねぇ。
     オレたちが立体機動装置を使いこなせるようになれば、
     あんなの敵じゃない!!
     石拾いや草むしりじゃなくてやっと兵士として訓練できるんだ!
     さっきは思わず感極まっただけだ!」

 訓練兵「そ、そうか・・・。」

 エレン「そんで調査兵団に入って・・・、この世から巨人どもを駆逐してやる!
     ・・・ヤツらをぶっ殺して「オイオイ正気か?」

 エレンの決意の言葉を遮る様に通路を挟み隣のテーブル席に座る男、
 ジャン・キルシュタインがからかう様な笑みを浮かべ、
 攻撃的な口調をエレンに向ける。

 ジャン「今お前、調査兵団に入るって言ったのか?」

 エレン「あぁ・・・。そうだが・・・! お前は確か・・・、
     憲兵団に入って楽したいんだったっけ?」
 
 ジャン「俺は正直者なんでね・・・。
     心底怯えながらも勇敢気取ってやがるヤツより
     よっぽどさわやかだと思うがな。」

 ヒョウ(こいつがさわやか・・・?)

 エレン「そ、そりゃオレの事か?」

 ジャンの煽りにエレンの熱が上がり2人の間に邪険な雰囲気が漂う。

 ジャン「そういやぁ、今日の通過儀礼の時にも、調査兵団に入るって
     言ってたやつがいたなぁ。」

 ジャン「そいつも内心、ビビッて、結局調査兵団なんかに
     入らねぇんじゃねぇの?」

 エレン「お、おい、ジャン。そ、その言葉・・・、
     い、今すぐ取り消した方がいい。」ガタガタ

 ジャン「はぁ〜?何言ってんだ?そんなビビリながら言われても、
     説得力ねぇよ。何度でも言ってやる。
     調査兵団に入る意味なんてねぇし、存在する意味も、
     入ろうとする理由もわかんねぇ。
     そんなのに入ろうとすんのは、お前みたいな死に急ぎ野郎か、
     ただ、現実を受け入れ切れてねぇ、
     臆病者だけ「おい。」

 エレン「ひぃ!?」ガタガタ

 ジャン「ああ?なん・・・だ・・・。・・・。」ガタガタ

 ヒョウ『それは、私のことか・・・?(olvlo)』

 ジャン「・・・。」ガタガタ

 ヒョウ『さっきから聞いていれば、やれ勇敢気取ってるだの、
     やれ死に急ぎ野郎だの、やれさわやかだの。
     お前は、調査兵団の中の何を知ってるんだ?』

 ジャン「い、いや、あの、さわやかは、関係ないんじゃ・・・。」

 ヒョウ『さっさと質問に答えろ・・・。
     お前は、調査兵団という組織の内面の何を知っている?』


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