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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第6話 訓練兵団@
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 ーーやっと会えたーー

 と目で訴えかけてくる黒髪の美少女、ミカサは、

 ミカサ(ハチマンに会えた。どうやって甘えよう・・・。
     久しぶりだし、なでなでしてもらうか、
     それとも、ぎゅってしてもらうか・・・。)

 と、完全に通過儀礼のことを忘れて、ハチマンにどう甘えるか
 考えているのであった。

 −−−

 キース「・・・罰として死ぬ寸前まで走れっ!!!」

 サシャ「・・・えっと・・・、死ぬ寸前というのは、
     具体的にどれくらい走るのでしょうか?」

 キース「俺が良いというまで走れ!! それと今日は飯抜きだ!!」

 サシャ「・・・えっ!!? ちょっ、それだけは・・・。」

 キース「他の者は入団式が終わり次第解散!明日から訓練兵として、
     訓練を開始するが1の鐘の音に再びこの場所に
     集合しておくように?
     遅れたものは罰として一日走っていてもらうからな!!!」

 訓練兵全員「「「「「はっ!!」」」」」

 サシャという少女にとって、死ぬ寸前まで走れという命令よりも
 飯抜きと言われたことの方が動揺する辺り、他の訓練兵のことも考え、
 今年、訓練兵に入団希望する者は変人の集まりなのだろうかと思わされた。

 そんなことを考えつつ、ぼーっとしていると、
 キース教官の怒号が聞こえ、訓練兵の入団式が終わった。

 空を見てみると、もう既に日が傾き始めていた。

 ヒョウ「ハチマン!」

 ハチマン「ヒョウ・・・。」

 ヒョウ「入団式終わったねぇ。」

 ハチマン「お前・・・、式の最中、寝るなよ・・・。」

 ヒョウ「いやぁ、眠たくなっちゃって・・・。」

 ハチマン「おいおい・・・。」

 ミカサ「ハチマン!!」

 ハチマン「!」

 懐かしい声が聞こえ、そちらを振り向こうとする、が・・・

 ハチマン「ぐへぇっ!」

 振り向こうとした方向から、大きな力が掛かってきて、
 俺は地面に倒れた。

 ミカサ「ハチマン。ハチマン!」スリスリ

 ハチマン「あ、あのミカサさん。
      起き上がれないから、どいて。」

 ミカサ「!」

 俺がそういうと、ミカサはどいてくれた。

 ミカサ「ごめんなさい。ハチマン。
     久しぶりに会えたから、つい・・・。」

 ハチマン「いや、別にいいんだが・・・、あんまり
      勢い良く抱きつかないでくれ。」

 ミカサ「分かった。」

 ハチマン「まあ、改めて、久しぶりだな。ミカサ。」

 ミカサ「うん!久しぶり、ハチマン、会いたかった。」

 そういい、抱きついてくるミカサ。

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