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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第6話 訓練兵団@
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ら。

 男は、その少年?に怒号を浴びせる。

 キース「貴様は、何者だ!」

 ヒョウ「シガンシナ区出身。ヒョウ・ギルデットです。」

 キース「貴様は、何しにここに来た!」

 ヒョウ「調査兵団に入り、死んだ兵士の命を犬死させないためです。」

 キース「!・・・そうか。5列目!後ろを向け!」

 −−−

 教官1「!まさか、通過儀礼の最中で寝るものがいるとは・・・。
     しかも、通過儀礼をパスすることができるものでもある。」

 教官2「!?必要ないんですか!?あれで!?」

 教官1「ああそうだ。彼は、臆することなく、返事して見せた。
     この時点で、通過儀礼は必要ない。」

 教官2「そ、そうなんですか。」

 −−−

 俺の耳にそんな会話が聞こえてくる。

 ハチマン(ヒョウ・・・。お前、寝てたのかよ・・・。)

 その会話を聞いて、少しヒョウに呆れたが。

 教官の言うとうり、言われていない者はいる。

 でも、俺が言われてないのはおかしくない?

 真っ先に言われそうなものなんだけど・・・。

 ・・・いや、だからって言われたいって訳じゃないよ?

 ハチマン、どMじゃないから。

 正直言って、俺の周りにいる彼らにとって、あの教官・・・
 キース教官は、まさに恐怖の対象なのだろう。

 キース「貴様は、人間ではない!豚小屋出身の家畜以下だ!」

 ミーナ「はい!自分は豚小屋出身の家畜以下であります!!」

 ・・・なかなかえぐい事言わせているし・・・。

 ・・・でも、何か、どっかで見たことがあるような・・・。

 ・・・気のせいか。

 そんなことを考えている今も、通過儀礼は、進んでいく。

 キース「何のためにここにきた!!?」

 ジャン「憲兵団に入って、内地で暮すためです。」
 
 自分を正直者と称するジャン・キルシュタイン。

 キース「貴様は何だ!!」

 マルコ「憲兵団に入り、王にこの身を捧げるためです!」

 あくまで正義を貫こうとするマルコ・ボット。

 キース「次!! 貴様だ!!貴様は何者だ!!」

 男が声を荒げた次の瞬間、男の逆鱗に触れた。
 兵士の敬礼は「公に心臓を捧げる」という意味を示すもの。
 しかし、男の前に立つ坊主の少年は左手で右胸の前に拳を掲げ敬礼していた。

 キース「コニー・スプリンガー・・・。最初に教わったはずだ・・・。
     兵士の敬礼は「公に心臓を捧げる」という意味を示すものだと・・・。
     貴様の心臓は右にあるのかスプリンガー!!?」

 男は眉間にしわを寄せながら坊主頭のコニーの頭を両手で挟むとミシミシ、と
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