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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第5話 開拓地での生活
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 僕、ヒョウ・ギルデット!よろしくね!」

 アニ「!・・・どうも。」

 ヒョウ「?・・・。」

 ハチマン「アニ、お前に渡したいものがあってな・・・。」

 アニ「なに?」

 ハチマン「これだ。」

 そういって俺は、ちょうどいい感じに焼きあがったウサギ肉を手渡した。

 アニ「これって!・・・いいのかい?」

 ハチマン「ああ。お前には格闘術とか教えてもらってるし、
      その・・・ちゃんと飯食って生きてもらいたいし。」

 アニ「・・・そうかい。なら、ありがたく貰っとくよ。」

 ハチマン「ああ。しっかり、味わって食えよ。」

 アニ「ああ。そうさせてもらうよ。
    ・・・ねぇ。」

 ハチマン「?どうした?」

 アニ「この肉、狩りで手に入れたよね。」

 ハチマン「ああ。そうだが?」

 アニ「私も、一緒に狩りに行かせてくれない?」

 ハチマン「!・・・どうする?」

 ヒョウ「別にいいんじゃない?
     人手が増えるのはありがたいことだし。
     ハチマンの鍛錬に付き合ってもらってるし。」

 ハチマン「という事らしい。」

 アニ「・・・どういうこと?」

 ヒョウ「一緒に行こうってことだよ!
     まったく〜、ハチマンは捻デレなんだから〜。」

 ハチマン「おい。なんでその造語を知ってる。」

 ハチマン(あの愚妹を思い出すだろうが・・・。)

 アニ「あんたら・・・、仲良いね。」

 ヒョウ「まあね!」フフン!

 ハチマン「はぁ〜。とりあえず明日の夜、狩りに行くぞ。」

 アニ、ヒョウ「「うん。(ああ。)」」

 
俺たちは今、近くの森に来ている。

 ハチマン「よし、武器は持ったか?」

 ヒョウ「うん!」

 アニ「持ったけど・・・。ねぇ、ほんとに貰っていいの?
    このナイフ。」

 そういうアニの手には俺が、骨で作れる限界ぎりぎりの硬度と
 鋭さを持たせたナイフがあった。

 ハチマン「ああ。別にいいぞ。また作ればいいし。」

 そう限界ぎりぎりと言ったが、別に1つしか作れないという
 わけでもなく、ただ時間がかかるというだけである。

 ので、すでに10個ほど同じものを作っている。

 これだけあれば、異常者オカシナモノの統合分離で、剣にしたり、
 槍にしたりもできるだろう。

 アニ「そう・・・。なら、ありがたく貰っとくよ。」

 ハチマン「ああ。そうしてくれ。」

 ちなみに今、全員の装備している武器は、

 ・ハチマン ナイフ×10、弓×1、矢×100、片手剣×1、槍×1

 ・ヒョウ ナイフ×2、片手剣×1、大剣
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