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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第5話 開拓地での生活
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シガンシナ区から馬に乗ってトロスト区に向かった俺たちは避難民として受け入れられ、避難民の一部が寝泊りしている倉庫に向かった。
―――
――
―
「!」
するとそこには先に避難させたエレンとミカサがいた。
しかし、
(カルラさんが居ない…?)
エレンたちの母親であり、俺達を受け入れてくれた『イェーガー家』の1人、カルラさんの姿が何処にも見当たらないのだ。
(…こいつらももう寝ているし、そのことについては明日聞こう)
「ヒョウ、寝るぞ…」
「」スヤァ~…
「た、立ったまま寝てやがる…」
―――次の日―――
次の朝、俺が起きたのは日が昇りきったあとの頃だった。
「ハチマン、起きて」
「…あさか…」
「うん、そう」
「…なあ、ミカサ。カルラさんは?」
「!…死んだ…」
「…そうか。悪いが…何で死んだか、教えてくれないか?」
ミカサから聞いた話によるとあの後、足が潰れたカルラさんを背負い壁内へ向かって逃げていると俺とヒョウで脚を止めた巨人が追いついてカルラさんを喰ったらしい。
本当ならばエレンが喰われる寸前だったらしいが、カルラさんが庇ったそうだ。
「…」
俺が巨人を殺せていればカルラさんは生き残れたのだろうか…。
いや、がむしゃらにガスターブラスターを撃ったとしてもこちらが先に疲弊して結局喰われるだけだったし…たらればだな…。
ミカサ「エレンも。起きて。」
エレン「・・・?みかさ・・・?」
ミカサ「・・・?どうしたの?エレン。」
エレン「なんか・・・。父さんと会ってたような・・・。」
ハチマン「グリシャさんと・・・?」
エレン「ああ。・・・って、ハチマン!?居たのか!?」
ハチマン「エレン・・・。さすがにそれは傷つくぞ・・・。」
エレン「!す、すまん!ぜんぜん気づかなかった・・・。」
ハチマン「グハァッ!」
エレン、ミカサ「ハチマーーーーン!」
ヒョウ「・・・。」スヤァ・・・
−−−
ミカサ「ハチマン。大丈夫?もう血を吐いたりしない?」ゴゴゴッ・・・
ハチマン「ああ。もう大丈夫だ。」ガタガタ・・・
ミカサ「そう。なら、食糧の配給があるから、行こう。」
倉庫から出るとたくさんの人が配給のため並んでいた。
皆、食べ物が少なくてムカムカしているのかあたりは殺伐とした空気だった。
アルミン「みんな!」タッタッタッ
エレン「アルミン?」
アルミン「ほら、間に合ったよ。」ハァ・・・ハァ・・・
アルミンが持ってきたのは、パンだった。
アルミン「おじいちゃんが
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