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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第4話 シガンシナ区進行A
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巨人の眼球に勢い良く当たり、巨人は眼球が潰れた痛みで悲鳴を上げ顔を押さえて行動不能になった。
「危なかった…」
「大丈夫か、ハチマン!」
「ああ、一応は」
「気を付けた方がいい。
捕まれたなら兎も角、すぐに食われたのなら助け様が無いぞ!」
ヒョウの忠告を受け、俺は周囲をしっかり警戒しながら門へ急ぐ。
だが、やはりというべきか行く先々で巨人と遭遇した。
しかし…
「…」
「よう、Bruh。それじゃあな」
「僕は『幸せ』を届けに来た。だから…君にも幸せを」
「ハハハ、イイゼ!ソノ悪感情!痛ミガ、ソノ生ガ!
スベテ悪夢ミテェナンダロ?ワルイガ、ソノ終ワラセ方ハ知ラネェンダ。
ダカラ…精々苦シンデクレヨ!」
ヒョウのよび出したAUサンズ達が悉く倒していく。
だが、その攻撃は顔面を切り落とす、脚を斬る、骨で串刺しにする、目を矢で射抜くなどで精一杯であり、やはり止めを刺すことはできない。
それでも十分に逃げ切る事が出来ている為、問題は無いのだが…。
そう思いつつ、俺は力を振り絞って家の屋根で丁度見えなかったところから出てきた俺の10倍はある身長の巨人に向かって矢を放つ。
また当たらないと思われた矢は先ほどと違って眼球にあたり、視界の半分を潰す事に成功した。
「よし」
そう呟いて荒い息を整える。
見る限りの地獄絵図だが、それでも生き残らなければならない。
折れそうになる心をそうやって鼓舞しつつ、先へ進んでいると、
「キャアアァァァッ!」
その悲鳴と共に視界の端で巨人が俺よりも年下であろう少女へ腕を伸ばすのが見えた。
少女は恐怖で動けなくなっている。
そんな少女を庇おうと近くにいた母親であろう女性が抱きしめるも、おそらく2人とも捕まれて捕食されるだろう。
少女とその母親を助ける為、咄嗟にそちらに矢を射ろうとするも距離的に間に合わないと直感で理解する。
万事休す…と思ったとき、
「ッ!」
近くにいたのかヒョウがその巨人が手を伸ばそうとしている少女と母親の方に向かって信じられない速度で走っているのが見えた。
もしかしたら助ける事ができるかもしれないと思い、構えていた弓から矢を放つ。
ヒョウが巨人の手と少女たちの間に入った丁度その時、矢が巨人の眼球にクリーンヒットした。
すると、ヒョウは巨人の手を盾で受け止め、その親指を剣で切り上げて返しの力で他の4本の指も切り下ろし、最後に巨人の手を盾で押し返す事で少女達を守る。
その行動によって巨人は片手の指をすべて失い、悲鳴のような声をあげた。
「うるさっ!」
「うぐぅ…早く…行って…ッ!」
「!は、はい、ありがとうございます!」
声に
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