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真恋姫を駆けた男
部隊設立?
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さんも最初は躊躇いながらもいたが、近づいてきた。
あと、少しのところで突然扉が飛んだ。


「「「だめだああああああああああああああ〜〜〜〜〜!!!」」」
〜華琳side out〜


〜真紅狼side〜


「ずるい。・・・ずるいですよ、兄さん。」


と華琳は言ったあと顔を近づけてきた。
え、ちょ、マジで!?
キスするの?!
そんなことしたら、外で聞いてる連中が乱入してくるのが目に見えてるんだけど。
だが、待たせてるのもマズイからフリをするか。
あと5cm、2cmとお互いの顔が縮まっていくと同時に、扉が「ミシッ!」、「ミシミシィ!!」と聞こえてくる。
1cmというところで、扉が飛んで来た。


「「「だめだああああああああああああああ〜〜〜〜〜!!!」」」


反応はしたが、対応が遅れて、顔で受ける羽目になった。


ドガッ!


「いってぇ〜〜!!」
「なんで、ここに居るのかしら?雅、春蘭、秋蘭、桂花、季衣、稟、風、流流、凪、沙和、真桜?(怒)」


全員居んのかよ!!


「え、え〜っとそれはですね・・・」


と口ごもる一同。


「おおかた、春蘭か荀ケが覗き見みしてたのが、次第に人が集まったってところか?」


この一言で全員が挙動不審になった。


「まあいい。ところで、雅、凪、沙和、真桜。お前ら部隊長にならないか?」
「「「「え?」」」」
「元々、声をかけるつもりだったんだが、どうだ?」
「やるよ。真ちゃん」
「是非、やらせてください。」
「そうか、後の二人はどうだ。」


と悩む二人。
二人で話し合っているようだが決意が決まったようだ。


「やるで!」
「私も。」
「よし、四つは決まったな。」
「あと一つはどうするの?」
「そこは適任者が出るまで俺が兼任する。各部隊の名も決めてある。」
「どんな名なの?」
「先程、四つのスタイルが見せただろ?それからイメージしたものだ。」


『蒼龍隊』、『紅虎隊』、『翠鳳隊』、『紫鮫隊』、『黒獅子隊』


「この五つだ。そして、戦闘法をこの四人に当てはめるとこうなる。」


『蒼龍隊』・・・雅

『紅虎隊』・・・沙和

『紫鮫隊』・・・真桜

『黒獅子隊』・・凪


「というわけだ。『翠鳳隊』は俺が受け持ちだ。いいか?」
「「「「はい。」」」」
「それから、各隊が分かるように陣織を創っておくから期待しててくれ」
「こんな状況を余所に言うけど、一番最初にこの部屋を覗き見したのは誰?」


本当に流れをぶった切るな。
全員が荀ケを指差した。


「そう、桂花貴方なのね。これはお仕置きが必要ね。」
「は、はい?」

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