アナザーシーズン
ライブダークネス オーダー・ザ・ナイトメア・グラスパー
処刑人の再来と新たなる脅威
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リを取り出す。
ロック!!
ロックマキシマムドライブ
二ベルコルは岩の破片を固めて剣を作るとグラスパーに向かって来る。
グラスパー「このままでは……」
グラスパーはメガネを光らせる。
グラスパー「カオシックインフィニット!!」
二ベルコル「ん?」
二ベルコルは目を開くとそこにグラスパーはいなかった。
二ベルコル「どうやら逃がしちゃったみたいね、ま、後で探せばいいか。帰ろ」
バット!!
バットメモリを刺し、翼を得た二ベルコルは夜の街を飛び去るのだった。
その頃
イースナ「はあ、はあ」
住宅地の裏側に逃げ込んだイースナは傷口を抑えながら息を整える。
イースナ「ここで襲撃を受けるとは、迂闊じゃった」
そんな中……
清掃員「血の匂い……誰かいる?」
科特隊のマークの付いた清掃服を着た若者が住宅街を走る。
そして
清掃員「き、君、大丈夫ですか!!」
イースナを見つけ出した清掃員はイースナを抱きかかえる。
清掃員「酷い傷じゃないか、痛みは?」
イースナ「ああ、済まない、どこの誰だかは分からないが……妾に構わず……」
清掃員「しゃべらない方が良い、ちょっと待って」
清掃員は腰に帯刀したナイフ型のフルートを取り出す。
イースナ「何をする気じゃ……」
清掃員「月の光よ、癒しの加護を」
音を奏でると同時にナイフが光を纏い、それを傷口に当てる。
イースナ「バカな……傷が……」
痛みが引くと同時に傷が塞がった。
清掃員「もう動いていいよ」
イースナ「すまぬ、迷惑をかけた」
清掃員「君、名前は?」
イースナ「イースナじゃ、そういうお主は身なりを見るに科学特捜隊、妾を探していたのじゃろう?」
清掃員は穏やかな顔で手を伸ばす。
清掃員「確かに君の事は必要だ、でも、今は君に会いたがっている人に会わせてあげたい」
イースナ「会いたがっている人?」
清掃員「僕について来て」
イースナは手を取り、立ち上がる。
そして清掃員は帽子を取ると名乗った。
清掃員「僕の名は春野ムサシ、科学特捜隊の清掃員兼隊員だ」
その男は、穏やかな表情の中に、闘志を秘めていた。
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