第五章
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を言葉にも出す。
「おかしいんじゃないの?頭が」
「いや」
しかしそれは高見沢が否定した。彼も伊達にコンツェルンの総帥を務めているわけではない。これはわかっていた。
「違うな。彼はおかしくはない」
「おかしくはないって」
「わかるだろう」
佐野を見て問うてきた。
「嘘は言っていないのが。だからといって薬を飲んでいるわけでもない」
「ですね」
その言葉に北岡が頷いてきた。
「見たところ何処にもおかしなものはありません」
「ってことは」
佐野は二人の話を聞いてあらためて言う。
「貴方は何はともあれ」
「少なくともライダーについては知っています」
彼は言う。
「この黒いライダーもまた」
黒いライダーが青年の側まで来た。そして彼の横に立つ。
「貴方達と同じなのですよ」
「俺達と」
「そうです。貴方達は戦う運命にあります」
北岡に答える。今度は佐野が言ってきた。
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