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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第3話 シガンシナ区進行@
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掴みこちらを見ていた。
「奴だ・・・。巨人だ・・・!」
「そ、そんな!あの壁は50メートルだぞ!?」
超大型巨人の蹴りが物凄い轟音と共に壁を貫く。
(壁に穴を開けられた!)
「僕らも逃げないと・・・!」
「あっちには・・・、母さんが・・・。」フラフラ・・・
「エレン・・・!」
「アルミン!お前は先に逃げてろ!エレンは俺らに任せろ!」
「で、でも!」
「いいから、早く!」
「行くぞ!ミカサ、ヒョウ!」
「っ!ああ!」
「うん・・・!」
街はまさに地獄絵図だった。
岩に潰され死んでしまっている男性、
それを泣きながら見つめる女性。
そんなものを見ながら、4人は家を目指した。
―――
――
―
家を見つけた時、4人は一瞬なにも言えなかった。
「母さん!」
「エレン…」
イェーガー家は大きな岩が落ちていて跡形もなくなっており、カルラは崩壊に巻き込まれたのか、家の柱の下敷きになっていたからだ。
「ハチマン!ミカサ!ヒョウ!柱をどかすぞ!」
「「「ああ!(うん!)」」」
ドシン…ドシン…
子供たち4人が柱を退かそうと奮闘していると、巨人の歩く音がすぐそばまで聞こえてくる。
「きょ…巨人が…入ってきたんだろ?
エレン!ハチマン!ヒョウ!ミカサを連れて逃げなさい!」
まるで自分の生を捨てたかの言い方にエレンは驚く。
その間にも、カルラは言葉を続けた。
「早く!」
「に…逃げたいよオレも!早く出てくれよ!
早く!一緒に逃げよう!」
「母さんの足は瓦礫に潰されてここから出られたとしても走れない…分かるだろ?」
「オレが担いで走るよ!」
「どうしていつも母さんの言うことを聞かないの!
最期くらいいう事を聞いてよ!!」
そこには、ただ自らの子供を心配する母親の姿があった。
だが、その姿は肝心の子供に届かない。
「ミカサ!」
「や、やだっ…!」
ならばと思い、頼りになる養子の子供に声をかけるも瞳から涙を零してそれを拒否する。
それに目を見開き、もはや何もいえなくなるカルラ。
そんな中でも子供たちの愚行は続く。
(…くっ…お、重いッ!
ほ、『骨支配』を使うべきか…?)
「チッ!このくそったれが!さっさと退かんかいッ!」
危機的状況ゆえか口が悪くなりつつも、ヒョウは腕に力を込める。
だが、柱はびくともしない。
そんな中、ヒョウは何かを思いついた。
「ハッ!梃子の原理!」
そう言って柱から手を放し、カルラさんの近くまで寄るヒョウ。
「おい、ヒ
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