暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第3話 シガンシナ区進行@
[7/11]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話

 「うん・・・。」

 「・・・。」ウン

 (はぁ〜、さてと。追いかけるか。)

 「行くぞ。ミカサ、ヒョウ。」

 「「うん。」」

 −−−

 走っていったエレンを追いかけていくと、
 アルミンが数人の子供に殴られている所が目に入る。

 「「・・・。」」イラッ

 「おい!やめろ!」

 「い、いや待て!ハチマンとミカサもいるぞ!」

 「まさか・・・。!!!ヒ、ヒ、ヒョウもいるぞ!
  に、逃げろ!!」

 「あいつら、俺を見て逃げやがったぞ!」

 「違う、ヒョウを見て逃げたんだ。」

 「チィッ!あの糞蛾鬼ども・・・。逃げたか・・・。」

 「ほら。」

 「・・・。そうだな・・・。」

 (こえぇぇ〜)

 「アルミン。大丈夫か?」

 「う、うん・・・。」

 「なんで、あんなことになってたんだ?」

 「人類はいずれ壁の外に出るべきだって言ったら、
  異端だって言われて殴られた・・・。」

 「外に出たいってだけで、なんで殴られるんだ・・・。」

 「それはな、恐らくだが王政が外の世界に興味を持つこと自体を
  タブーとしたからだ。真意はよくわからんがな・・・。」
 
 「自分の命をかけてるんだから別にいいじゃねえか・・・。」

 「人の命は、そう簡単に、投げ打って良いモンじゃねぇよ。」

 「・・・。」ウンウン

 「そ、そうだろうけど・・・。て、てかミカサ!よくも母さん達にバラしたな!」

 「そもそも言わないなんて約束してない。」

 「うっ。」

 「それで、どうだった?」

 「そりゃ、喜ばれはしなかったよ・・・。」

 「そうだよね・・。」

 「まあでも確かに、壁の中が未来永劫平和だと思ってる奴らは、
  俺もどうかと思うがな・・・。」

 (この世に、未来永劫とか、無いに等しいのに・・・。)

 その時、壁の外にオレンジ色の雷が落ちた。

 「!」

ゴゴォ……

 凄い轟音と共に街中に地鳴りが響いた。
 
 「な、なんだ!?」

 「爆発か・・・?」

 「なんか、嫌な予感がするな・・・。」

 「・・・。」ウンウン

 「てか、お前。さっきからそれしか言わねぇな・・・。」

 「だって、他にいう事ないし。」

 「えぇ〜。」

 「あっちだ・・・。」

 「おい、行くぞ。」

 「「「「うん(ああ)。」」」」

 


 皆が固まって壁の上を見ている。

 (なんだ・・・?・・・!?)

 それに倣ってその場所を見てみると、
 筋肉部分が露出した、恐らく60メートルはあろう
 超大型巨人が壁を
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ