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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第3話 シガンシナ区進行@
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 「いざって時って、なんだ?」

 「決まってんだろ!奴らが壁を壊して街に入ってきた時だよ!」

 「元気がいいな、医者のせがれ。
  奴らが壁を壊すことがあったらそりゃしっかりやるさ。
  でもな、そんなこと100年間で1度もないんだぜ。」

 「でもそうやって油断してる時が1番危ないって、
  父さんやハチマンが言ってたんだ!」

 「まあ、確かにな。
  ・・・兵士になればな、壁の補強とかで外の奴らを見る時があるんだ。
  でもな、奴らにこの50メートルの壁をどうこうできるとは思えねえんだ。」

 「じゃあそもそも、奴らと戦う気なんてないってことか?」

 「ああ、そうだな。でもな、エレン。
  兵士が活躍するってことは、それこそ最悪の事態の時だ。
  俺たちが役立たずのタダ飯食らいって
  馬鹿にされてるぐらいの方が皆、平和に暮らせるんだぞ?」

 「一生壁の中から出られなくても飯食って寝てりゃ、生きていけるよっ!
  でもそれじゃまるで、まるで家畜じゃないか・・・」

 「アハハハ、子供が勇ましいね、なにも出来ないくせして・・・。」

 「そう、俺達はなにもできない・・・。
  でも、それはあなた方も似たようなものだ。
  もし奴らが壁の中に入ってきたとしたら、
  あなた達をタダ飯喰らいと罵っていた奴らは
  間違いなくあなた達を頼りますよ。」

 「あなた達は、その時、その人達を守れますか?」

 「家族を・・・、恋人を・・・、友人を・・・、
  大事な人を、恐怖に打ち勝って、守れますか・・・?」

 「わたし、いや私たちには、あなた方がそれをできるとは、
  今のこの状況をみるに、できないと思いますが・・・。」

 「・・・。」

 「・・・。行くぞ、お前ら。」

 「お、おう。」

 「うん・・・。」

 「・・・エレンのやつ・・・調査兵団に入る気じゃないだろうな・・・。」

 「それに、ハチマンのやつ・・・。」

 −−−

 「エレン、悪いことは言わない、調査兵団はやめといた方がいい。」

 「私もそう思う。」

 「・・・。」ウンウン

 「な、なんだよ、お前らも調査兵団を馬鹿にすんのか!?」

 「そういう問題じゃn・・・」

カラーンコローンカラーンコローン

 「この鐘の音は・・・。」

 「おそらく、調査兵団が帰ってきたんだろ。」

 「英雄の凱旋だ!
  行くぞ!ヒョウ、ハチマン、ミカサ!」

 「おいおい、ちょっと待てって・・・。ハァ・・・。
  ミカサ、行くぞ。」ギュッ

 「う、うん・・・。」/////

 (なんでこいつ赤くなってんだ?手を握ったから怒ってんの
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