第128話『コスプレ』
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「ボクももう1回見たいかなって」
「だと思ったよ!」
智乃を擁護しつつ、自分の欲望を満たしたいという結月の思惑を看破し、晴登はため息をついて頭を?く。
「ならもう文化祭は来ていいから。それでいいでしょ?」
「え〜それは当たり前じゃん。今着てよ」
「ダメ」
「ぶ〜」
ほぼ無理やりだが智乃を説得し、窮地を脱することに成功する。
元より招待状をあげない選択肢はないので、どうせ見られることになるのは承知の上だ。ただそれがこの場ではないというだけのこと。
「じゃあお風呂入ってくるから」
また駄々をこねられても嫌なので、半ば逃げるように晴登は風呂場へと向かった。
しかしこの後、着替えがコスプレ衣装にすり替えられており、風呂から上がった晴登の怒号が家中に響き渡ることになるのだった。
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