第152話
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」
「ミ、ミリアムちゃん……ご本人を目の前でそんな提案はしない方がいいと思うのですけど……」
ミリアムが不満げな表情で声を上げてある提案をし、ミリアムの提案を聞いたエマは冷や汗をかいてエイドスを気にしながらミリアムに指摘し
「私も今回は”紅き翼”に賛成かな。せっかく温泉郷として有名なユミルまで来たんだから、老師も絶賛していたユミル名物の温泉で汗を流すくらいはしてもバチは当たらないのじゃないかな。」
「姫………温泉でしたら、龍来に行けばいつでも入れるではありませんか。」
ミリアムに続くようにシズナも不満げな表情でリィンに指摘し、シズナの指摘を聞いたクロガネは疲れた様子で頭を抱えてシズナに指摘し
「それはそれ、これはこれだよ♪それに灰獅子隊の面々もユミルの温泉を体験したのに、後から加入した私達だけ体験していないのは不公平じゃないかな。ヴァンとリタもそう思うだろう?」
「……まあ、俺はサウナ派だが、温泉も好む方だ。――――――ましてや、ユミルの露天風呂は有名だからな。是非ゆっくりと浸かりたいぜ。」
「フフ、私もできれば体験させて欲しいですね。」
クロガネの指摘を軽く流したシズナはヴァンとリタに話を振り、話を振られたヴァンとリタはそれぞれシズナの意見に同意する答えを口にした。
「あっ!それなら、いっそここにいるみんなで”交流会”も兼ねて決戦前の”壮行会”をしたらどうかな?みんな、お互いに話したい事もあると思うし。」
「あら、それはいい提案ですね♪でしたら、私に勝った皆さんへの褒美という事で費用は全額私が工面してあげますね。――――――という訳で、教会の上層部の方達に今回の”壮行会”の費用全額を工面するようにと私が”勅命”を出したことを伝えておいて下さいね♪」
「ちょっ、自分で工面すると言っておきながら全部教会に丸投げで、しかもそんなことの為に”勅命”するとか完全に職権乱用じゃないですか!?」
「ふふっ、エイドスは女神だから、この場合”神権濫用”と言うべきなんじゃないかい?」
「エイドス様はクロスベルのカジノで荒稼ぎをしたミラがまだ残っているのですから、わざわざ教会に費用を出させなくても、エイドス様ご自身で出せると思うのですが……」
「リース……よりにもよってその件をここで口にするのは不味過ぎるわよ……」
一方ある事を思いついたエステルの提案にエイドスは笑顔で同意した後セルナート総長達星杯騎士達にある指示をし、エイドスの指示内容を聞いたケビンは表情を引き攣らせてジト目になったリースと共に反論をし、ワジは呑気に笑ってケビンに指摘し、リースの指摘を聞いたルフィナが疲れた表情で頭を抱えるとエイドスがカジノで荒稼ぎをしたとい
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