第152話
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練”を始めてしまえば、援軍を呼ぶ事も無理だとわかっていたから、”試練”を始める前にわざわざメンバーの確認をしたんやろうな。」
「という事は試練の最中にエステル達が援軍に来たことはエイドスにとっても予想外だったの?」
ルフィナの推測に頷いた後優し気微笑みを浮かべて答えたエイドスの答えを聞いたフィーナは微笑み、ある事に気づいたナユタの言葉にクレハは頷き、ケビンは静かな表情で推測し、ノイはエイドスに訊ねた。
「それについては”乙女の秘密”か”女神のみぞ知る”、ですよ♪」
ノイの質問に対して笑顔で答えたエイドスの答えにその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「め、”女神のみぞ知る”って……」
「”空の女神”であるエイドスさんが言うと洒落になっていませんよね。」
「というか”乙女の秘密”はこういう場面で使う言葉じゃないわよ。」
「ティ、ティオちゃん。」
「まあまあ……」
我に返ったロイドは苦笑し、ティオとエステルはジト目で指摘し、エイドスに対して遠慮なく指摘したティオにエリィは冷や汗をかき、ヨシュアは苦笑しながらエステルを諫めようとし
「全く、それならそうと最初に言っておけばいいものを。言葉遊びで人を試す等、趣味の悪い女神じゃの。」
「いや、それに関してはアンタも他人の事は言えないわよ。」
「それを考えると空の女神の眷属である婆様が”主”である空の女神に似ている事も納得よね。」
「ア、アハハ……」
呆れた表情で呟いたローゼリアの言葉を聞いたセリーヌはジト目で指摘し、クロチルダはからかいの表情で指摘し、二人の指摘にエマは苦笑していた。
「クク、しかし最後の一撃が異世界の竜とかつて”至宝”だったものの力とは、ゼムリアの人々が協力し合う力を見たかった貴女にとってはある意味皮肉かもしれんな。」
「そ、総長……」
「あの〜、そこは突っ込んではいけないと思うのですが……」
可笑しそうに笑いながら指摘したセルナート総長の指摘にロジーヌが表情を引き攣らせている中、トマスは表情を引き攣らせながら指摘した。
「フフ、別に私はそんな細かい事は気にしていませんから大丈夫ですよ。――――――それよりもその”紅の騎神”――――――テスタ=ロッサでしたか。どうやら呪いの”枷”によってコアに宿っていた”意思”が失われているようですが…………―――――これは私の試練を完璧に乗り越えた”褒美”です。」
セルナート総長の指摘に対して苦笑しながら答えたエイドスはふとテスタ=ロッサに視線を向けてテスタ=ロッサの状態を察した後テスタ=ロッサに向けて片手を向けた。するとテスタ=ロッサに向けたエイドスの片手から神々しく輝く光の球が発生した後光の球はテスタ
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