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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百七十九話 炊き出しボランティア その4
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ックモンスター達を次々と銃撃して殺害していく。
「アイツ...暴走していないパブリックモンスターまで殺害してやがる...おい、ヨシノ!どうしてアズマの銃は弾切れしないんだ!」
「あれが、アズマの能力よ、自分の生命エネルギーを通常の銃弾より強力な銃弾に変換できる...!」
「そんな!じゃあ、アズマの命が続く限り、銃撃できるってことか...」
「ええ、その通りよ、途中で栄養を補給すれば、銃撃は無限に続く...」
アズマの無限銃撃能力はまさに、パブリックモンスター達が生活するモンスターエリアの管理には適切な能力である。
「ヨシノ、いつものアレで行くぞ!ヘイルセイバーの氷でアイツの動きを止めてくれ、その隙に、俺がパブリックブレイカーでアズマの能力を消滅させる!」
「それはダメ。銃撃途中の相手を凍らせても、おそらく内側から氷が破壊される、そして、アズマに私たちの位置を知られたら、私たちは銃撃でハチの巣にされるわ...」
「じゃあ、どうすんだよ!こうしている間にも、モンスターエリアの住人たちがアズマに銃殺されてるんだぞ!」
「私が、おとりになるわ...」
「部長!」
「ダメよ、部長は風の断罪剣士なのよ、私には...PGSには、断罪剣士を監視もしくは守る義務があるの、無茶して、死んでもらっては困るわ」
「だったら、アズマに私を殺すことはできないわ!そうでしょ?」
「相手はあのアズマよ!それにもし、部長がおとりになって死亡しても、PGSは部長の死を正当防衛による、戦闘中の事故として処理する、よって、アズマは処罰されない」
確かに、ヨシノの言う通りだ、それに、あのアズマに冷静な判断ができるとは思えない。
アズマはパブリックブレイク現象で手に入れた異能者としての力を楽しんでいる。
そう、気に食わない者を圧倒的な力で殺害する己の力に酔いしれている。
「アッヒャッヒャッヒャッハァァァァ!モンスターエリアのパブリックモンスターは皆殺しだァァァァァァァァァァァ?」
暴走しているパブリックモンスター達が次々と、アズマの銃撃により死亡する。
暴走していないパブリックモンスター達が次々と、アズマの銃撃により死亡する。
炊き出しボランティアの会場はまさに、血の海と化していた。
アズマを止めるにはもう、俺達3人の断罪剣士の内、誰かをおとりに、しなければならない。
仮に、俺たちの中から死人が出れば、果たして、それは勝利と言えるのだろうか。
いや、周りに広がっている血の海を見ろ。
これだけ多くの血が流れていては、もはや、この戦争に勝利も敗北もない。
今、最優先すべきは、まだ生きているモンスターエリアの住人達を、どこか安全な場所へ避難させることだ。
でも、いったいどこに避難させればいいんだ!
次の瞬間、聞き覚えのない声を共に、上空から雷が落ちてくる
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