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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百七十八話 炊き出しボランティア その3
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第二百七十八話 炊き出しボランティア その3
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。
 
人間社会から隔離されたパブリックモンスター達が生活する、モンスターエリアで炊き出しボランティアを実施した、アルティメットメディアクリエイター部。
部長の風見マイカの人生初の料理となった豚汁を飲んだ竹田は気絶してしまうが、モンスターエリアのパブリックモンスター達には好評だった。
しかし、炊き出しボランティアに突如、乱入してきたPGS(パブリックガーディアンズ)の職員・高田アズマが豚汁の入った大鍋を地面にぶちまけ、炊き出しボランティアを妨害する。
そして、高田アズマはこのモンスターエリアの住人たちが、PGSと敵対している反政府組織セイバーズの活動に協力していることを告げた。
アズマの話を聞いた部長は驚愕する。
「モンスターエリアの人たちが、テロリストに協力してたなんて...」
「そうだァ!だから、俺達PGSはモンスターエリアへの食料配給を停止した。セイバーズのメンバーが潜伏しているモンスターエリアに食料を配給するってことは、現代社会の治安を悪化させること同じだからなァ!」
「じゃあ、私たちがしていたボランティアって...」
「そうだァ!お前たちの炊き出しボランティアはテロリスト共にエサを与えているのと同じなんだよォ?」
「部長!この男の言葉に惑わされないでください!まだ、モンスターエリアの居住者の全員がセイバーズに加担していると決まったわけじゃないんです!」
「とりあえず、モンスターエリアがセイバーズに加担しているとわかった以上、モンスターエリアの住人には、全員、餓死してもらう...!」
「ほんとうにそんなことしていいのかよ!ここでの食料配給を止めたままにしたら、餓死しかけたモンスターエリアの住人達が、食料欲しさに人間社会に侵入してくるかもしれないぜ!」
「そうなれば、PGSは堂々と現代社会に不法侵入してきたモンスターエリアの住人たちを処刑できる」
「たとえ、自我があっても、処刑するのか!」
「当り前だァ!自我あるパブリックモンスターは不法侵入なんてしねぇよ!そうだよなァ?このモンスターエリアのバケモノども?」
アズマの挑発にモンスターエリアに住んでいるパブリックモンスター達が一斉に怒りをあらわにする。
「PGSは死ねぇ!」
「この差別主義者!死ねぇ!」
「俺はテロリストなんかに協力してねぇよ!死ねぇ!」
「食料配給を再開しろォ!死ねぇ!」
「おいおい、おめぇら、このモンスターエリアの管理者が俺だってわかって
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