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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百七十六話 炊き出しボランティア その1
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るということですか?」
「それはどうかしら?モンスターエリアを管理しているのは政府から派遣されたPGSなのよね...」
「じゃあ、モンスターエリアで炊き出しボランティアをするってことは、遠回しに政府とPGSに喧嘩を売るってことですか?」
「それは、いまの段階ではなんとも言えないわ」
竹田が不満を口にする。
「給料が出るならまだしも、どうして、よりによって、モンスターエリアでボランティアなんてするんですかねぇ、金にもならないし、モンスターエリアの住人が暴走したら、めちゃくちゃ危ないっすよ!」
「いいでしょ、竹田君は普段からモンスターみたいな顔をしてるんだから!つーわけで、明日の炊き出しボランティアは全員強制参加で、朝7時に校門に集合!以上!解散?」
部室から学生寮に戻る途中の道で竹田がぼやく。
「おい山神ィ!明日の炊き出しボランティア、行くのやめね?」
「そーゆうわけにはいかんだろ、部長が全員強制参加って言ってただろ?」
「でも、ボランティア中に、いきなりパブリックモンスターが暴走して、ケガでもさせられたらどうするんだよ!めっちゃ、あぶねーぞ!」
「そんなのは、モンスターエリアでなくたって、こっちでも同じだろ?俺たちの生きている現代社会でも、いつ人間がストレスで発狂して、パブリックモンスターになるかわからない。俺はできる限り、心無い人間やPGSの脅威から、パブリックモンスターになってしまった人たちを守りたいんだよ」
「いいよな、お前はある日、突然、断罪剣士と言う名の超能力者だもんな〜」
「まぁ、全部、お前のせいだけどな」
「俺がパブリックモンスターになっちまったのは、俺のせいじゃない、俺の愛の告白を拒絶した、あの女が悪い」
めちゃくちゃだなぁ、おい。
俺は自室に戻る。
自室には監視目的で同居しているヨシノが俺のベットを占領して、爆睡していた。
俺は床に布団を敷いて、寝る。
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