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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百七十四話 歓迎会 その2
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第二百七十四話 歓迎会 その2
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。
近くの駅で色々あった俺は、警察に追いかけられていた竹田と遭遇する。
どうやら竹田はまた、ムァンビキをしてきたらしい。
俺の所属する部活動、アルティメットメディアクリエイター部の部長、風見マイカの疾風の断罪剣フーガセイバーの力で、無事、警察から逃げきれた俺と竹田。
俺と共に、部室に帰還した竹田が安堵のため息とともに告げる。
「ふぇ〜!部長のおかげで助かったァ〜!つーか、空飛べるとか便利ですね、部長の断罪剣...」
「ふぇ〜!じゃねぇんだよォ!おめぇ自分がなにしたかわかってんのかァ!」
「だってぇ、部長に頼まれたんだもん!」
「部長ォォッ!アンタも部員になにさせてんだァァッ!」
「いいでしょ、私も手伝ったんだからァ!」
「そういう問題じゃねぇだろォ!」
「とりあえず、とっとと歓迎会の準備始めるわよ!」
「誰の?」
「そんなの決まってるでしょ!ヨシノちゃんの歓迎会よ!」
そう、あの工藤リンカとの戦いの後、一度PGS(パブリックガーディアンズ)を裏切ったヨシノはPGSから再び、俺の監視任務を任されたのだった。
本来であれば、PGSを裏切った者は処刑されるはずなのだ。
しかし、理由は不明だが、PGSは断罪剣の所有者を特別視している。
そのため、凍結の断罪剣ヘイルセイバーの使い手である、ヨシノは処刑されずに再び、俺の監視任務を任されることになった。
実に不気味である。
「ヨシノがアルティメットメディアクリエイター部に入部するって言ったんですか?」
「言ってないわよ、別に」
「別にって、そんなのヨシノが、かわいそうですよ」
「かわいそうじゃない!」
「なにを根拠にそういうこと言ってるんですか?」
「私が、かわいそうじゃないって言ったら、かわいそうじゃないのよォ!」
「もう、めちゃくちゃだなァァッ!ヴォイィィッ?」
「で、竹田君は休憩してないでとっとと鍋の準備して!副部長もアニメ見てないで、竹田君のこと手伝って!山神くんは、ヨシノちゃん呼んできて!」
「まだ授業中ですよ」
「うるさい!」
うるさいのはおめぇだボケ。
俺はとりあえず、部長に言われた通り、ヨシノを探しに行く。
教室では、英語の授業を行われていた。
クラスメイトの誰もが、好き勝手に遊んでいる中、ヨシノだけが真面目に授業を受けていた。
俺はヨシノに話しかける。
「おい、ヨシノォ!こんなとこで何やってんだよォ!」
「うるせーわよ!真面目に授業、受けて
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