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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百七十話 裏切り者 その2
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「ぐあああああああああああああああああッ!」
「山神ムサシ!どうして、ここに!」
「近くで、大きな音がしたからな、多分、ここだと思ったよ」
「そうじゃなくて!」
「お前が、カイトが言っていた、山神ムサシか...おもしれぇ!死なない程度に痛めつけてやるぜ...あれ、なぜだ!なぜ、肉体を強化できない!」
「カイトから聞いてなかったのかよ...俺の生命の断罪剣ライフセイバーには、パブリックモンスターを人間に戻す力があるのさ!」
「ち、ちくしょおォォォォォォッ!」
ゴウキが俺達から逃げていく。
「山神ムサシ、どうして、私とレオンを助けに来たの...?」
「カイトから聞いたんだ、レオン君が自分の身を守る為に、ヨシノの両親を殺したことをね...だから、俺はヨシノがレオン君を守ろうとすることが、『悪』だとは思えない...それだけだ...」
「嬉しいけど...どうなっても、知らねーわよ!PGSには私以外にも断罪剣士がいるんだから!」
上空から巨大な岩が俺に向かって落ちてくる。
「ほら、言わんこっちゃない!山神ムサシ!上!」
ヨシノの警告のおかげで、俺は巨大な岩を回避することに成功する。
巨大な岩が地面に激突して、土煙を上げる。
「前が見えない...」
土煙の中から右手に大剣を持った人間が歩いてくる。
時間の経過とともに、土煙が消えていく。
俺の目の前に、大剣を持ったおかっぱ頭にメガネが特徴的な少女が現れる。
ヨシノが俺に告げる。
「大地の断罪剣士...工藤リンカ...!」
「お久しぶりです...ヨシノ先輩...」
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