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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百七十話 裏切り者 その2
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悪いのは、全部、人間をパブリックモンスターにしてしまう、パブリックブレイク現象よ...レオンは悪くないわ...」
「でも、PGSに勝てるの?」
「私は断罪剣の使い手よ、PGSはなぜか、断罪剣士を必要としている、戦いに勝てなくても、私が殺されることはないわ、でも、レオン、あなたは別よ」
「わかってるよ、僕は元、快楽殺人鬼だからね、しかたないよ...」
「でも、レオンが両親を殺さなかったら、私は断罪剣と出会ってなかったわ...」
「じゃあ、僕が父さんと母さんを殺したおかげで、お姉ちゃんはPGSに殺されずに済むってことだね?」
「ええ、バカな両親がレオンを殺そうとしなければ、私は断罪剣に選ばれてなかったかもしれない...だから私は断罪剣でアンタを守るのよ...」
空き家の壁が突然、大きな音を立てて、破壊される。
「かくれんぼは、もうおしまいだ、ヨシノ!」
ヨシノとレオンの前に、PGSの戦士、神田ゴウキが現れる。
神田ゴウキは政府に、安全性を認められた自我を持ったパブリックモンスターである。
そして、その能力は肉体を強化する能力。
「相変わらずの、馬鹿力ね、ゴウキ君」
「ああ、俺に壊せないものはない!とっとと、そのガキをよこせ!」
「アンタたちにレオンは渡さないわ!」
ヨシノが現世に凍結の断罪剣ヘイルセイバーを召喚する。
地面に突き刺さった断罪剣ヘイルセイバーがヨシノに語りかける。
『さぁ、ぬきなさい...』
両手でヘイルセイバーを握ったヨシノがゴウキに攻撃する。
「くらえ!パブリック・フリーズ?」
パブリック・フリーズによって、氷に閉じ込められるゴウキ。
「レオン、今のうちに逃げるわよ!」
しかし、ゴウキの強化された拳が、自身を封じていた氷を壊す。
「さっき言っただろうが!俺に壊せないものはないってなぁ!」
ヨシノはわかっていた、PGSがレオンを捕らえるために、あえて、ヨシノの能力と相性が悪いゴウキを刺客として送ってきたことに。
ゴウキは両足を強化して、ヨシノとレオンを超スピードで追いかける。
二人に追いついたゴウキがレオンに向かって襲いかかる。
「カイトが言ってたぜ!レオンは殺していいってなァ!」
「パァァーッブリィィックゥ!ブレイカァァァァァーッ?
次の瞬間、ゴウキの全身に、山神ムサシが放ったパブリックブレイカー↓が直撃する。
『????????????????????????????????????
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