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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第108話 自分を信じろ!研ぎ師ルキの誕生!
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ていたと聞いて気が緩んじゃったんでしょうね。しかもその失敗した人の包丁があの膳王ユダさんだったんですよ』
「ぜ、膳王ユダ!?あのグルメランキング5位でクッキングフェスティバルで優勝したこともあるユダさんですか!?」


 ユダさんの名前が出て私は外だというのに凄い大きな声で叫んでしまいました。いやだって叫ぶなって方が無理ですよ!あのユダさんですよ、ユダさん!野球のイ〇ロー選手と大〇選手が同時に家に来たってレベルの大事件ですよ!


「ユダさんはまだいるんですか!?ああ、サインを貰わないと……いやそれよりもルキさんの方が心配で……ああっ頭が混乱してきました……!」
『こ、小猫ちゃん落ち着いてください。ルキさんは大丈夫ですよ、取り乱してしまいましたがユダさんのフルコースを食べたおかげで冷静に……』
「ユ、ユダさんのフルコース!?ま、まさかユダさんが直々に作った料理を食べたんですか!?」


 ユダさんのフルコースを食べたと聞いて私は目が飛び出てしまいそうなくらい驚きました。


 ユダさんの店『膳王』の本店はイッセー先輩ですら年に一回予約できれば良い方の超人気店です、ユダさん本人の作った料理を食べられる機会を私は失ったという事ですか……


『私達も料理をいただきました、とっても美味しかったですよ。捕獲レベルが低い食材ばかりでしたけどユダさんにレベルの高さがフルコースにおいて大切じゃないって聞いて目から鱗でした。本当に凄い人でしたよ、お話もとっても為になるものでしたしルキさんだけでなく私達にも大きな影響を与えたと思います……小猫ちゃん、聞いてますか?』
「あっ……あっ……私、貝になりたい……ユダさんとお会いできる機会を無くした……彼の手料理も食べ損ねた……死ぬ、死んじゃうぅ……!」


 私はユダさんに会えなかった事、そしてユダさんの料理を食べられなかったことにショックを受けて倒れました。父様、母様、今会いに行きますね……


『ちょっと!ショック受けすぎじゃないですか!?師匠が小猫ちゃん用にサイン貰ってますしユダさんの手作りの料理も残しているから冷静に……』
「ヒャッホー!最高にハイって奴ですぅー!私勝ちました!今日は人生で姉さまに会えた次に幸せな日ですー!イッセーと小猫のグルメサバイバル、完!!」
『いや終わりませんよ、勝手に完結にしないでください。というかテンションの上げ下げが激しすぎてもう付いていけないです』


 ルフェイさんが何やら呆れた声でそう言いますが、今の私はメジャーリーグで観客席に跳んできたホームランを直にキャッチした時くらいのハイテンションになっています!


(イッセー先輩、私先輩を好きになって本当によかったです……貴方に出会えたこの食運に感謝をします!帰ったら皆が引くくら
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