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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第108話 自分を信じろ!研ぎ師ルキの誕生!
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side:小猫


「姉さま、節乃さん、次郎さん、本当にありがとうございました」


 長かった修行を終えた私はお世話になった姉さまたちにお礼を言いました。まあワープキッチンにいたから長く感じてるだけで数日しか過ぎていませんけど。


「白音、正直こんなに早くメルク包丁を扱えるようになれるとは思ってなかったよ。白音の食材の声を聴く力があったし白音自身も諦めずに挑戦し続けたからこその結果だね。まるでお父さんを見ているみたいだった」
「姉さま……」


 姉さまが父様みたいだと言ってくれて嬉しくなりました。


「小猫や、センチュリースープの方はどうじゃ?」
「そうですね……体感で20%は進めれたと思います」
「そうかそうか、なら今後はもっと早く進むかもしれんのう。メルク包丁を使えればさらに多くの食材を調理することが出来るようになる、じゃが一番大事なのは食材を理解しその声を聴くことじゃ。なぁにお主なら食材が自ら歩み寄ってくるじゃろう」
「はい、これからも頑張ります!もしセンチュリースープが完成したら真っ先に節乃さん達を呼びますから!」
「ほっほっほ、楽しみにしとるじょ」


 節乃さんからアドバイスを貰った私はスープが完成したらすぐに節乃さん達を呼ぶと約束しました。


「次郎さんもありがとうございました。グルメ界から食材を運んでもらって助かりました」
「気にせんでいいよ、ワシも久しぶりにセッちゃんと長く一緒にいられたからな」
「ジロちゃん……?」
「あはは……」


 次郎さんと節乃さんがイチャつき始めたので苦笑しちゃいました。


「白音、今やってる食材の仕込みが終わったら私も一回白音達の旅に同行するよ。イッセーや貴方の成長も見てみたいしね」
「分かりました、先輩にも伝えておきますね」


 姉さまの言葉に私は姉さまと一緒に冒険が出来ると思ってワクワクしちゃいました。


「じゃあルフェイさんを呼びますね」


 私は携帯をかけてルフェイさんを呼び出します。この携帯はG×Gで連絡する際に使ってるものでヘビーホールのような場所でなければIGOが管理しているグルメ衛星を使ってどこでも連絡ができます。


『はい、お電話ありがとうございます。小猫ちゃん、修行はどうですか?』
「もう終わりましたよ」
『えっ、もうですか!?予想より全然早いですね!』
「節乃さんの力ですよ。まあそれは置いといてそちらの様子はどうですか?」
『実はですね、ルキさんが研いだ包丁の中に失敗した物があったんですよ』
「ええっ!?どういうことですか!?」


 私はルフェイさんがルキさんが研いだ包丁の中に失敗した物があったと聞いて驚きました。


『ルキさん、多分メルクさんが生き
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