そのB
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江戸川コナン
「ふふふんふーん♪」
井ノ上たきな
「随分ご機嫌ですね?何が逢ったんです?」
江戸川コナン
「いやね、いまさっき『今度こそ有野りん子との決着をつけてやる!』って息巻いていた夏海まなつと会ってな、まなつの言い分を聞いてる内に、名探偵コナンはやはりサザエさん時空とは無縁だった事が立証された。やはり真実は1つだったなぁー♪」
井ノ上たきな
「で、そのさざえさんじくうって何ですか?」
我妻善逸
「知らないのか!?サザエさん時空?」
井ノ上たきな
「知らないから訊いてるんです」
クルミ
「知らぬは一生の恥だからな!」
錦木千束
「サザエさん時空って言うのはね、『サザエさん』同様、登場人物が歳を重ねない設定で連載されている漫画やアニメの事」
我妻善逸
「季節が移り変わっても登場人物達は年を取らない形式だよ」
中原ミズキ
「つまり不老不死の様な設定よね。てか、無限ループって怖くね?」
井ノ上たきな
「矛盾だらけな設定なんですね」
我妻善逸
「だから漫画なんだけどね」
江戸川コナン
「で、夏海まなつとの対話によって判明したサザエさん時空発生最大の理由……それは、日常だ!」
井ノ上たきな
「日常……いやいや!年を取らない理由から最も遠い筈です!」
江戸川コナン
「否!『変わらない日常』を描いた日常系は、季節が一巡したからといって年齢や学年を上げた場合、どうしても登場人物の成長→進学→卒業→就職→結婚…などにより、生活の変化を描かざるを得なくなり、変わらない日常から遠ざかってしまう。だからこそ、登場人物達に歳を重ねさせない工夫を施されているんだ」
井ノ上たきな
「……そう言うものなのですか?」
我妻善逸
「だから漫画なんだけどね」
江戸川コナン
「だが!名探偵コナンは違う!毎回毎回誰かが殺されたり、怪盗などが暗躍したりしている!こんな非常識な展開の連続が、果たして一般的な日常と言えるだろうか!故に、名探偵コナンがサザエさん時空に到達する事は、絶対に不可能なんだ!」
クルミ
「はぐれ刑事純情派」
江戸川コナン
「う!」
クルミ
「十津川警部、窓際太郎、金田一少年の事件簿、赤い霊柩車、古畑任三郎、水戸黄門―――」
江戸川コナン
「うわぁーーーーー!やーめーろぉーーーーー!」
クルミ
「必死だな」
江戸川コナン
「はぁ、はぁ、はぁ……だが、名探偵コナンがサザエさん時空と無縁である理由がもう1つあるんだ!しかも!それが名探偵コナンが、プリキュアシリーズや鬼滅の刃と同様にサザエさん時空に到達出来ない最大の理由なんだ!」
我妻善逸
「な、何ぃ!?名探偵コナンと鬼滅の刃の時間の流れ方が一
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