メモリーデイズ
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、いずれ出会うことになる。私たちと接触するのは危険だ」
「それはわかるんですけど・・・」
「この服はさすがに何とかなりませんか?」
ルーシィさんとウェンディは露出も高いし俺に関しては性別が合ってない。元の服に戻してくれないかと尋ねたところ、エルザさんの換装の調子が悪いらしくこの衣装以外出せない上に、元の服がどこにストックされてるかわからなくなったらしい。
「いいから早く行ってこい!!見つけたらここに戻ってくるんだぞ!!」
「「「は〜い・・・」」」
しぶしぶ二人を探しに行く俺たち。セシリーたちがいれば、空からすぐに探せ・・・いや、それをするとマグノリアの人たちに俺たちのことがバレるからダメなのか。
「どうします?ルーシィさん」
「手分けして探すしかないわよね。あたしはギルドに行ってみるから、二人も手分けして探してみて」
「わかりました」
とりあえず二組に別れることにした俺たち。ルーシィさんはギルドに向かったけど、三人だとさすがに怪しすぎるので俺たちは街の中を探すことにする。
「二人の匂いする?」
「時代が違うからかな?なんかよくわかんないんだよね」
二人の匂いを追いかければすぐに見つかると思ったけど、時代が違うせいなのかうまく匂いが辿れない。仕方がないのでしばらく人目につかないように注意しながら散策をしていると・・・
「おい」
後ろから不意に声をかけられ、振り返る。
「姉ちゃんたち何?その格好」
そこには白髪をポニーテールに束ねた目付きの悪い女の子がいた。
「あ・・・いや・・・」
「これは・・・」
どこか見覚えがあるような少女にそんなことを言われて恥ずかしさと説明しようのない状況にハニカミしかない。
「姉ちゃん!!」
「お姉ちゃん!!」
どうしようかと考えていると、彼女の後ろからまた二人の小さい子・・・といっても同い年くらいだけど、男の子と女の子が走ってくるって・・・
「あれ?エルフマンさんぽくない?」コソッ
「その隣はリサーナさん?」コソッ
弱々しい印象を受けるけどエルフマンさんの面影が少しある少年とその隣はほぼ間違いなくリサーナさんと思われる少女。ん?待てよ・・・
「その二人がお姉ちゃんということは・・・」
「この子ってまさか・・・」
俺たちの頭の中に浮かんでくる一人の人物。いつも笑顔で優しげな表情を見せ、ギルドの雰囲気を癒してくれている女性の姿。
「あ?何だよ、その顔」
しかし目の前にいる少女はそんな面影など一ミリも残さないほど狂暴な目付きで呆気に取られていた俺たちを睨み付けていた。
「ミラさん・・・ってこと?」
「何?あんたら私のこと知ってるの?」
思わず口走った名前を聞き逃さなかった少女。それ
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