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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第3章:マイラ・ガライヤ編
6:強力な兵器も当たらなければ如何ということもない
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簡単じゃ無いだろうに……」
「ふふふっ……見た目通り苦手だよ。でも昔……ある発明家の手伝いみたいな事をしてたんだ。その時の記憶を絞り出してるだけさ」
「“ある発明家”?」
「ああ……ラライといってね。そいつと一緒に竜王軍を倒そうとしてたんだよ」
『ラライ』と名を言った時、アメルダは寂しそうに遠い目をしていた。
「以前付き合ってた男かい?」
「つ、付き合ってたとか……そ、そんなんじゃないよ!!」
まぁ昨晩が初めてじゃなかったみたいだし、俺は過去の男に拘らない。ただ……
「……アメルダが殺した男かい?」
「……! な、なんでその事を!?」
図星か……
「僕には幸か不幸か、死者の魂が見えるんだ……しかも会話も出来る。アメルダが囚われていた牢屋の前に居たんだ。そして君が“人殺し”だと言っていた」
「……そうかい。アイツは今でもアタシを恨んでいるんだね。まぁ当然だよね」
「まぁ美女に殺されたんだ……殺された側に非があったんだろうね」
「……………」
如何
(
どう
)
やらあまりこの話はしたくない様だ。当たり前か……
それに今は会話をしてる場合じゃない様だ。
アメルダが奪い返された事がモンスター中に広まったのか、竜王軍が雁首揃えて襲いかかってきた。
大砲を当てにする気にはならないが、敵軍の仲に一際デカいトロルが居る。
アイツには一撃喰らわしておくか。
リュカSIDE END
(マイラ)
ガロンSIDE
凄
(
すげ
)
ー……
アネゴに手を出した事は許せねーが、やっぱりリュカは
凄
(
すげ
)
ー!
大量の竜王軍をほぼ一人で蹴散らしただけじゃなく、あの馬鹿デカいトロルをも簡単に倒しやがった。
竜王軍の中に居た“フレイム”も、通常武器での攻撃が効果ないと解ると、すぐに奴らを操っている“魔道士”に目標を変えて退散させちまいやがった。
戦い方ってのを知ってるって事だろうか?
多少だが戦闘に参加してたベイパーとギエラを労ってると、見ず知らずのヒョロ男が俺等のアジトに迷い込んできた。
不思議に思いながら睨んでいると、慣れた態度でリュカが話しかける。
「お、如何した? お前もこの拠点の光を見て、やってきたのか?」
「あ……は、はい。僕はコルトと言います。遠くガライヤ地方から、この光を目指して彼女と一緒にやって来ました」
「“彼女と一緒”だと?」
「あぁ……地獄の様なガライヤから逃げてきたというのに、ここも筋肉だらけの地獄みたいな場所じゃないですか! 果たしてどちらがマシなのだろうか!?」
ここの方が天国に決まってんだろ!
「おい、俺の質問に答えろ! 彼女と一緒にって言いながら、お前一人じゃねーか! 何だ、彼女ってのは右手の事か?」
「ち、違いますよ! “シェネ
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