第百三十七話 邪神、封じられるのことその十
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その通りだと答えた。
「そして刹那も常世もね」
「なら私は」
「姉さんにも兄さんにもね」
父の遺言をだ。楓は二人に告げる。
「生きろ。そう言ってたよ」
「そう、生きろというのね」
俯き目をやや伏せさせた顔でだ。月は応えた。
そして守矢はだ。確かな顔で言ったのだった。
「父上の最後の遺言、確かに受け取った」
「うん、それでだね」
「私は生きよう、これからも」
「私も」
そして月もだった。顔をあげてだ。
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