管理者と会う。
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いく者たちじゃ。・・・お主はなんじゃ?」
ふーん?大変なんだなぁ。管理者も。
「俺は“転生者”だ。」
「“転生者”?」
「そうだ。俺の世界の神様が間違って俺を殺したらしくてね、死んだあと神の領域に連れて来られて、「間違って殺してしまったから、転生させてやる」と言われて転生したはずだったんだけどな・・。」
「どうしたのじゃ?」
「いや、なんか時空の法則が乱れて、この世界に間違ってきてしまったんだよ。」
「それじゃ、お主は元は人間か?」
「人間だ。まあ、転生先が人外とか魔法とかいっぱいあるみたいだったから、「能力を授けるぞ」と言っててしかも「遠慮はいらない」と言ってたから結構言ったな。」
「なるほど、それでお主からこの外史にはない力の波動を感じたのじゃな。」
「・・・ねぇ、アンタ」
「どうしたのじゃ、貂蝉?」
「アンタもしかして・・・“死を語る魔眼”持ってんじゃない?」
「あー、持ってるよ。」
こやつが、自称占い師、管輅が言っていた予言のもう一人の御遣いか。
「というか、いい加減名前を教えておくか。本名は蒼騎 真紅狼だ。そっちの名は?」
「ワシが卑弥呼、そしてこやつが貂蝉じゃ。」
「よろしくねん、真紅狼。」
「おう。こんどはこっちから質問していいか?」
「お主の事情は分かったから、いいぞ。」
「お前らのような管理者がこの外史に降り立ったことは何かあるの?」
「私たちは“ご主人様”を探してるのよん♪」
「“ご主人様”?」
「そうです。この外史の要という方でしょうか、この方が現れない限り、何時まで経っても前に進まず、停滞するだけなのです。」
「なるほどなー」
「“ご主人様”はすでにこの外史に来ていますが、まだゆっくりとしかうごいておらんのじゃ。・・・多分、お主が会うとしたら、黄巾党討伐時に会うかもしれんな。」
黄巾党か・・・。そろそろだな。
「名前って分かる?」
「北郷一刀って名よ。」
「ところで、お主はご主人様に味方するのか?」
「さあ、するのかねぇ。俺は魏の人間だからな、分からねぇな。」
「もし、対峙するようであるならどうする?」
「まあ、俺の『護るべきモノ』を壊さない限りは逆らう事が危険だということをチラつかせて追い返すさ。」
「そうか・・・。そうなって欲しいものじゃな」
「またなんか情報が出てきたら、よこしてくれ。」
「うむ。ではさらばじゃ。」
「おう。」
そうして、ワシたちは再びご主人様を探し始めた。
その後、ご主人様が劉備のところに居るのを発見した。
〜卑弥呼side out〜
〜真紅狼side〜
北郷一刀ねぇ。
さてはて、どんな奴なんだろうか、楽しみだな。
黄巾党は最近過激になっているし、その内出会えるだろ、戦場
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