暁 〜小説投稿サイト〜
真恋姫を駆けた男
管理者と会う。
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
〜真紅狼side〜
手合せからすでに一週間が過ぎた。
今、俺は頼まれている武具を創るために、陳留から少し離れた山に居る。
何故なら、素材を出すのに召喚獣を見られてはならないからだ。
山に籠ってもう二週間が経ち、頼まれた武具などはすでに出来上がり、鍛え直さないといけない武器も直したのだが、ちょっと困ったことになった。
ぶっちゃけた話、強化しすぎた。


華琳の鎌『絶』は『ディアボロス』の角を溶かして使用しているが、凄い威圧感のある武器になってしまった。


春蘭、秋蘭の武器には、『フェンリル』の素材がたくさん使われている。
春蘭の『七星餓狼』にはフェンリルの牙を活かした武器となっている。
薄い鉄の扉などは両断出来るし、地面は抉れる。
手甲にはミドガルズオルムの鱗を使用し、武器を使わなくても矢などを弾くことが出来、頑丈で分厚い為、剣や薙刀を防ぐことも可能となった。


秋蘭は弓の弦を強化をした。
弦の部分は『ビスマルク』の髭を使用している。
ビスマルクの髭は強靭で擦り切れることもない。
胸当てにはフェンリルの体毛と『セイレーン』の薄地を使用している。
フェンリルの体毛は見た目の割に堅い為、矢などで撃たれても、体に刺さることは無い。ほんのちょっと痛い程度。そしてセイレーンの薄地は破れることが無い。


雅は幅のある太刀と小太刀
これは『ギルガメッシュ』を呼び、武器コレクターの力を借りた。
天叢雲(アマノムラクモ)を貰い、それと『リヴァイアサン』の鰭や鱗を分けてもらい創った。
天叢雲と『バハムート』の角を一緒に溶かし再び打ち直した。
斬れ味が落ちることのない武器となった。
小太刀は海竜神(リヴァイアサン)の水の加護が働き、敵を切っても返り血が付かないものとなった。


季衣の手袋は『ケーツハリー』の羽根を使い、手袋をしているだけで持っている物の重さを感じなくなった。軽くて丈夫。



・・・・・うん、やり過ぎた。
だが、出来てしまったモノは仕方がない為、持って帰ることにした。
その途中で、凄いモノを見た。
某ツナギを着た男を絶対撃退できるレベルだった。
いや、ホントに。
〜真紅狼side out〜


〜???side〜
この外史のご主人様を探す為に降り立ち、各地を回っていたら前の方から巨大な力の波動を感じ行ってみたところ、この外史では存在しないハズの男を見つけた。


「貴様、何者だ?」
「・・・曹真だ。」
「嘘をつけ、お主この外史(・・)に最初からいないだろう?」
「ここが外史って知ってると言うことはアンタら、神様に近いなにかか?」
「我々は“管理者”じゃ。」
「“管理者”?」
「文字通りのことじゃ。外史というのは消えやすいのでな。それを護りながら見護って
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ