暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第107話 失敗を恐れるな!膳王が語る天才の失敗!
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す」
「だから捕獲レベル0なのね」
俺が説明を終えるとリアスさんは納得した様子を見せる。脆亀は弱すぎるから再生屋が保護してるくらいだしな。そんな亀の涙だから簡単にゲットできるんだ。
その後俺達はつよき亀の願いを捕獲してメルクマウンテンに戻った。
「おお、待っておったぞ。流石に仕事が早いな」
「はは、ユダさんならもっと早く捕獲できるのでしょう?俺なんてまだまだですよ」
俺はユダさんに食材を渡すと彼は早速調理を開始した。薬草を丁寧に調理していく。
「随分と古臭い道具を使うんだな、まるで石器時代に使われていた道具みたいだ」
「薬膳料理の基本じゃよ。食材によっては少しのミスで毒になってしまう薬草もある、だからこそ昔から使われているこの道具で丁寧な作業が求められるんじゃ」
「へー」
アザゼル先生が失礼な事を言うがユダさんは気にした様子もなく説明してくれた。
「よし、完成じゃな」
そしてあっという間に美味しそうな薬膳料理を作ってしまった。
「凄いわ、こんな短期間であんな美味しそうな料理を作ってしまうなんて!」
「まさか膳王ユダの料理を食べられるなんて!こんなの滅茶苦茶てんこ盛りな展開だわ!」
リアスさんとティナはユダさんの料理を見て目を輝かせていた。俺もまさかこんなところでユダさんの料理を見られるなんて思ってもいなかったからテンションが上がってしまうな!
まあ優先するのはルキなんだけどな。
「ルキさん、落ち着いて!」
「コラ、暴れるな!」
二階が騒がしくなったのでまさかと思い向かうとルキが暴れていてそれを祐斗とゼノヴィアが止めていた。
「ルキ、落ち着けって!」
「オレはやってはいけないミスをしてしまったんだ!師匠の名に泥を塗って……ぐうぅ!!」
ルキは頭を抱えて床にガンガンと叩きつけ始めた。俺がそれを止めようとするとユダさんがルキに何かを飲ませる。
するとルキの表情が穏やかなものに変化した。
「これは……」
「それは『ほがらか草』を煎じたお茶じゃよ。気持ちを落ち着かせてくれる」
ユダさんはルキに飲ませたものを説明した。凄い効果だな。
「ユダさん、あの……」
「話は後じゃ、まずは食事にしよう。腹が減っていては気も立ってしまう」
「えっ……」
ユダさんはそう言うと下に降りていった。
「ルキ、行こうぜ。とにかく今は彼の好意を無碍にしない方が良いだろう?」
「……」
俺がそう言うとルキは無言で頷いた。そして下に降りて皆でユダさんの料理を堪能するのだった。
「ユダさん、ありがとうございます。俺達の分まで作っ
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