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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第107話 失敗を恐れるな!膳王が語る天才の失敗!
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さまと一緒にいられるのが一番良かったと思っています。でもリアス部長の眷属にしてもらって朱乃先輩や祐斗先輩、ギャー君といった仲間も出来て……そして私はイッセー先輩と出会えた」


 今でも思い出します、入学式に向かう途中でイッセー先輩とぶつかって彼からおにぎりを貰った事を……


「あの出会いが無かったら私はずっと弱っちい子供のままでした、あの出会いをくれたのは姉さまだと思っています。だから謝らないでください、私は今すっごく幸せですから」
「……そっか。ならもう謝るのは止めるね」


 私は姉さまに笑みを見せてそれを見た姉さまも憑き物が落ちたような顔で笑ってくれました。


「私はイッセー先輩と新しい家族を作ります、そしていつか父様と母様のお墓に見せに行くんです。因みにもう子供の名前も考えてあります。男の子だったら白兎(はくと)、女の子だったら猫音(ねね)って考えています」
「白音ったら大胆にゃん。もう子供作るつもりなの?」
「当然です!12人は欲しいですね!」


 私はエッヘンと胸を張ってそう答えました。


「白音は変わっちゃったにゃん。昔はお父さんとお母さんがキスしてるのを見て顔を真っ赤にしていたのに……爛れちゃったね」
「そ、そういう言い方は止めてください!大体そう言う姉さまはどうなんですか?そんな下着も履いてないように見えるくらいはだけた着物の上に割烹着って……なにかのプレイなんですか?」
「ちゃ、ちゃんと下着は付けてるよ!それに窮屈な服は嫌いなだけにゃん!」


 私は姉さまの服装を指摘すると姉さまは顔を真っ赤にしてそう言いました。


「そもそも姉さまはズルいんですよ、そんなエッチなお姉さん的な見た目していてウブだなんて……」
「そう言われても私は恋愛なんてしてる暇なかったし、G×Gに来た後も節乃さんとしか接してなかったから……今はイッセーが好きだけど」
「なら何で告白しないんですか?」
「だって……出来れば満天の星空の広がる夜景が見える展望レストランでイッセーから告白されたいし……」
「うわぁ、乙女チックですね……」


 ほんと見た目と合っていませんね、姉さまって。


「そうだ。なら一緒に修行の旅に付いてきませんか?姉さまも忙しいから毎回は無理でも一回くらいなら来れるでしょう?そこでイッセー先輩にアプローチしてみたらどうですか」
「だ、大丈夫かな……」
「問題無いですよ。先輩も姉さまの気持ちを察してるようですし、姉さまが積極的になれば先輩もちゃんと答えてくれますって」
「そ、そっか……じゃあ節乃さんに相談してみようかな」
「はい、それが良いですよ」


 私は姉さまに修行の旅に一緒についてきたらどうかと提案しました。勿論姉さまに頼るつもりはないしあ
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