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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第107話 失敗を恐れるな!膳王が語る天才の失敗!
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side;小猫
あれから修行も進み今は『蘇生牛刀』を使って『腐敗牛』の調理をしています。
腐敗牛は普段はまるで腐ったような匂いでとても食べられる猛獣ではないのですが、蘇生牛刀で細胞を活性化させることで臭みを消して熟成された旨味のあるお肉を味わうことが出来ます。
「どうですか、姉さま?」
「……うん、美味しい!ちゃんと臭みが取れてる!バッチリだよ、白音!」
「や、やったー!」
遂に蘇生牛刀を使いこなすことが出来ました!最初は何回も失敗して凄く臭いお肉を食べる事になってしまいましたがその苦労が報われたんですね!
「ほっほっほ、蘇生牛刀まで使いこなせるようになったか。いやはや若者の成長は早いのぅ」
「本当じゃな。あたしゃもこうして力になれて嬉しいじょ」
「えへへ……」
次郎さんや節乃さんにも褒められちゃいました!この調子でどんどん成長していきますよ!
その後はご飯を頂いて姉さまと一緒に皿洗いをしています。
「小猫も休んでいていいんだよ?」
「そうはいきませんよ。私もこれくらいはしないとバチが当たってしまいます」
「あはは、相変わらず真面目だね。小さい頃もお父さんの手伝いがしたいって一緒に皿洗いをしていたもんね」
「懐かしいですね……」
まだ私が子供だった頃、父様の御手伝いがしたくて姉さまと一緒にお皿を運んだりこうして一緒に皿洗いをしていたんですよね。
「あの頃は楽しかったなぁ。お母さんも一緒で4人でいっぱい思い出を作って……」
「姉さまは覚えていますか?4人でいった山登りの事」
「ああ、うんうんよーく覚えてるよ!あの時白音がこけちゃって一杯泣いちゃったんだよね」
「母様が仙術で直してくれたけど父様に甘えたくておんぶばっかりしてもらったんですよね」
「あはは、そうだったね。頂上に着くころにはお父さんもうバテちゃって最後はお母さんに抱っこされて山を下りたんだよね〜」
私は昔の思い出を姉さまと語り合っています。
「貧乏だったけど幸せだったよ。すっとこんな幸せが続くと思ってた……でもその後二人は死んじゃったんだよね」
「姉さま……」
「改めて言うけど本当にごめんね、白音。あの時はグレモリー家を頼るのが最適な判断だと思ったけど結局貴方に寂しい思いをさせちゃったよ。もし私がずっと一緒にいるって判断が出来ていたら白音に寂しい想いをさせなかったのかな?」
姉さまは目を細めてあったかもしれない可能性の世界の話をしました。
「確かにそうなってたら私は姉さまとずっと一緒にいられたと思います。でもこんな風に笑えていたとは思えませんし、姉さまに甘えて依存しちゃう弱虫になってたと思います」
「……」
「勿論姉
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