第151話
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霊力もある程度回復させ、ローゼリアは溜息を吐いた後反撃にオーブメントに登録されているアーツではなく、自らが習得している強力なアーツ――――ロストアーツを発動した。するとローゼリアが発動したロストアーツによって異空間にエイドスが顕現した不死鳥とは別の不死鳥が顕現した後エイドス目掛けて突撃し
「「「オオオオオオオォォォォォォ――――――ッ!!」」」
「「はああああああぁぁぁぁ――――ッ!!」」
ローゼリアが顕現した不死鳥がエイドス目掛けて突撃すると同時にエイドスが放った巨大な不死鳥を受け止めていたアルゼイド子爵達は咆哮を上げながら受け止めていた巨大な不死鳥をエイドス目掛けて弾き返した!
「!!さすがにこれは本気で防がないと私でも不味いですね……!」
自分目掛けて襲い掛かってくる2種類の不死鳥を目にしたエイドスは一瞬目を見開いて驚いた後表情を引き締めて自身の霊力やエイドスに供給され続けている霊力を自身を守る結界に回して防御に専念した。
「あ〜、ビックリした。今度こそ死んじゃったかと思ったよ〜。」
「フン、貴様が言うと冗談になっていないぞ。」
「それにしても、”あんなの”でも”空の女神”だけあって今までやり合った事のある連中がよほどマシに思える程の理不尽過ぎる強さの”化物”ね……」
「ん。それに常時エイドスを守る結界が厄介過ぎる。」
「はい……ある程度の強力な攻撃をぶつければ消えるようですが、その時はエイドスさんがまた別の結界を展開する上時間が経てば自動的に復活する仕組みのようですからね……」
「こういう時は常時結界を復活させる”供給元”を叩くべきなんだろうが……」
「その”供給元”――――――ゼムリア大陸自身の霊力はあの魔法陣自身なんだから、あの魔法陣自体を何とかした時点で”勝利条件”は達成した事になるのよね……」
「それにエイドスさん自身も”転位”が使えますから、追い詰めても”転位”による回避がありますから打つ手なしですよね……」
戦闘不能から復活した後疲れた表情で呟いたミリアムにユーシスは呆れた表情で指摘し、サラとフィーは真剣な表情でエイドスを見つめ、ティータは不安そうな表情でエイドスを阻む結界を分析し、ティータの分析に続くようにアガットとシェラザード、アネラスはそれぞれ複雑そうな表情で呟いた。
「”転位”………――――――!」
「その様子だと、何か思いついたようだね、トワ。」
一方真剣な表情で策を考えていたトワは目を見開き、トワの様子に逸早く気づいたアンゼリカはトワに確認した。
「うん。その前に確認したい事がいくつかあるんだけど………――――――クロウ君、皇太子殿下。”騎神”を動かす為の霊力はまだ残っている?」
「ああ……だが、
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