暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第七十三話 態度が少しその十三

[8]前話 [2]次話
 それで膝も痛くなることなく今回もやらせてもらいましたが。
 新一君は全く平気ですいすとした感じでしかも私に合わせてもくれています、それで終わってから新一君に尋ねました。
「凄く楽そうだったけれど」
「去年の今位入学してすぐにやらせてもらって今もですが」
「一年ずっとやらせてもらってなの」
「はい、それで慣れてますかね」
「毎日みたいにやらせてもらって」
「夏休みの間も帰って来て」
 おぢばにというのです。
「それでやらせてもらっていたら」
「楽に出来る様になったのね」
「はい、最初は一周させてもらったら」
 そうしたらというのです。
「膝もです」
「痛くなったのね」
「そうなりました、ですが今は」
「身体が馴れるでしょ」
「最初痛かったのが不思議に」
「させてもらってるうちにね」
「痛くなくなりました」
 そうなったというのです。
「不思議ですね」
「身体が馴れるの、だから数をこなせば」
 それで、です。
「回廊ひのきしんもいいのよ」
「そうですね」
「神殿が奇麗になって」
 そうしてです。
「自分のほこりもそうしてもらってね」
「悪いんねんも白いんねんになっていって」
「心も奇麗になるわ」
「いいことばかりですね」
「しかも運動になるし」
 一周させてもらったら夏だと全身汗だくになる位です。
「悪いことはないわ」
「ダイエットにもなりますね」
「ええ、ただ新一君は」
 私が見るとです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ