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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
サイヤ人編
第二話 痛恨のミス
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ワサビ「大丈夫だ。必ず勝つからな。」
クリリン「わかった。お前を信じるよ。それで…一緒にいる悟空に似てる奴は誰なんだ?」
ベジータ「そいつはバーダック。カカロットの父親だ。下級戦士のくせによく生きていたな。運がいい奴だ。だが、のこのこと俺の前に出てきたのは失敗だったな。一緒にいるお仲間もたったの戦闘力500とは…笑わせるぜ。」
バーダック「ふん、そうやって笑ってると、痛い目見るぜ、ベジータ王子。」
ベジータ「雑魚のくせに粋がりやがって…カカロットが来る前に貴様らを殺してやろう。」
ナッパ「おい、そこのチビ。俺が相手をしてやるぜ。いいのか?お前では相手にならねぇぞ?仲間と共に戦った方が賢明じゃないか?」
ワサビ「俺一人で十分と判断したまでだ。」
ナッパ「カッコつけやがって…あの世で後悔させてやる。」
こうして両者の戦いの火ぶたが切られた
「ダァァァァァァ!」奮起の声とともにバーダックはベジータの懐まで一瞬で詰め寄り、腹部に強烈な一撃を入れた。しかし、ベジータは腹で受け止めそのままバーダックをつかんで投げ飛ばし、殴りや蹴りで畳みかける。しかしバーダックも飛ばされる勢いを徐々に弱めつつベジータのラッシュに応戦する。
ベジータが一瞬隙を見せた。バーダックはそこを見逃さずに両足でベジータを蹴り飛ばし手に青白い気をためてベジータに迫り、気を爆発させた。
しかし、ベジータには大したダメージは入っていないようだ。
ベジータ「下級戦士にしてはよくやるな。誉めてやろう。」
バーダック「それは、光栄なこった…」
ナッパ「よそ見してる暇はあんのか?」
そういうと、大振りに右腕を振ってきたのでそれをかわし3歩下がった。
ワサビ「悪いな、少々考え事をしていてな。」
(ここで一気にナッパを倒し、バーダックに加勢するか…悟空が来るまで待つか…どっちが正解なんだろうな…)
ナッパ「俺を前にして考え事とはアタマにくるヤロウだぜ…)
ワサビ「気に障ったらしいな、謝ってやろうか?」
ナッパ「このガキが!」
ワサビ(怒らせると、攻撃も単調になるだろう…時間稼ぎに徹するか。)
考えがまとまったのでワサビも動き出した。
ナッパは再び右腕を振りかざしてきたが、顔を後ろにそらしてかわし、背後に回る。
ナッパ「ちょこまかと…小賢しいやつ…だ!」つぎに肘打ちが飛んできたので左側に避けた。
が、少し体制が崩れたところに蹴りを入れてきた。
ワサビはとっさに防ごうとするが、それすらも貫通し、岩にたたきつけられる。
ナッパ「食らいやがれ!デラックスボンバー!」
黄色い閃光がワサビの身を飲み込む。
ワサビ「バカ火力が…」
ナッパ「どうした?チビ?」
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