第九話 自然もありその十一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
いわ」
それこそというのだ。
「殴る蹴るの中でな」
「虐待死やな」
「奥さんとか子供とかな」
「それで死ぬな」
「そや、これは試練やない」
間違ってもとだ、羅は言った。
「災厄や」
「災厄は避ける」
「それに尽きるわ」
「試練と災厄はちゃうな」
「それがわからんとな」
さもないと、というのだ。
「アホや」
「そやな、それに尽きるな」
「ああ、試練は乗り越えてな」
「成長して」
「災厄は避けるんや」
こうしたことを話しつつだ、十人はこの階も進んでいった。そうしてそのうえで先に進んでいくのであった。
第九話 完
2023・1・8
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ