第六十九話 かき氷の美味しさその九
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「それでよ」
「普通にですね」
「生きていけないけれど」
「学校の先生だからやっていけて」
「こんなのが大手を振って歩いてるから」
「いじめもなくならないんですね」
「先生間のいじめも酷いし」
これは本当のことだ、教師の世界はいじめが多い職場として知られている。これもまた日本の教師の実態である。
「いじめやってる連中がいじめを解決出来るか」
「そんな筈ないですね」
「それで何人ことが発覚してね」
いじめのそれがだ。
「加害者の生徒が炎上して」
「先生もなってますよね」
「それでもよくならないのはね」
「屑が多いからですね」
「そうなのよ、もう本当にね」
先輩は言い切った。
「屑教師の問題行為が発覚したら」
「その時点で、ですね」
「どんどん懲戒免職にして」
退職金は出ずこの処罰を受けると社会的に抹殺されると言っていいそれに処してというのだ。
「まともな人をね」
「採用すべきですね」
「お仕事にあぶれていたりするね」
「屑を切ってまともな人を入れる」
「そうよ」
まさにというのだ。
「そうしないと何処もね」
「よくならないですね」
「だからね」
先輩はさらに言った。
「私はそれが出来てるね」
「この学校はいい、ですね」
「最初からそんな奴採用しないし」
教師にというのだ。
「日教組の影響もね」
「ないですね」
「排除してるから」
日教組をというのだ。
「この学校はね」
「そうしてるんですね」
「だって北朝鮮との関係がないのにね」
「北朝鮮の教育が理想とか言う組織は」
それこそというのだ。
「論外だから」
「どう考えても」
「本当にあんな国の教育なんて」
「その時点でアウトですよね」
「アウトでないならね」
「何がアウトか」
「そうよ、あの国って拷問もあるのよ」
北朝鮮にはというのだ。
「全体主義国家らしくね」
「ナチスやソ連と同じですよね」
「もっと酷いでしょうね」
それこそというのだ。
「強制収容所どころじゃないから」
「何か独裁対象地域とか言う」
「それよ、そこでね」
「拷問は普通でしたね」
「将軍様に失礼があったとみなされたら」
それこそ将軍様の写真が掲載された新聞紙で弁当を包む様なことをしてもそうした行為だとみなされている。
「もうね」
「拷問で、ですね」
「罪を認めさせられてね」
そうしてというのだ。
「後はね」
「死刑かですね」
「その独裁対象地域にね」
「送られるんですね」
「それで階級まであるのに」
出生身分というそれでだ。
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