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ハッピークローバー
第六十九話 かき氷の美味しさその八

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「こんなに出来たか」
「部活が」
「もう暴力とかセクハラで嫌になって」
「辞めてですね」
「それで懲りてね」
 部活自体にこう思ってというのだ。
「やらなかったかもね」
「辞めてからですか」
「そんな人もいると思うわよ」
「顧問の先生の暴力を受けて」
「セクハラとかね」
「暴力もセクハラも犯罪なのに」
「それがお咎めなしになってて」
 これまで話した様にというのだ。
「ずっとやり続けるからね」
「それに耐えられなくなってですね」
「辞めてそしてね」
「部活は懲りたと思って」
「二度とやらない人もね」
 それこそというのだ。
「いたでしょうし今もね」
「いるんですね」
「最低限公務員でもサラリーマンでもやっていける」
 そうしたとだ、先輩は理虹に話した。
「そんな人が先生でないとね」
「そんなの常識ですよね」
「大学で教員免許修得しただけの」
 まさにそれだけのというのだ。
「一般企業にも普通の公務員にも入られなかった」
「そうしたですね」
「犯罪者か犯罪者予備軍みたいなので」
「しかも日教組に守られた」
「そんな碌でもないのなんてね」
 最早というのだ。
「どう考えても論外だからね」
「そんな教師はどんどんクビにすることですね」
 理虹は考える顔で言った。
「生徒の為に」
「それでいい人をよ」
「採用すべきですね」
「碌でもないのばかり入れて」
 教師として採用してというのだ、尚公立学校の教師もまた公務員である。だから二人も今普通の公務員と話しているのだ。
「日教組が余計にね」
「守って」
「変になっていくのよ、いじめだってね」
「うちにもありますが」
「ほら、公立もっと酷い感じするでしょ」
「滋賀県とか北海道とか」
「大津市とか旭川市とかね」
 先輩は具体的な市町村の名前も出した。
「もうどっちもいじめのメッカでしょ」
「先生が何もしない」
「そう、いじめに遭いたいならね」
「どっちか行けっていう位に言われてますね」
「ネットだとね、学校もね」
「いじめ対策しないんですね」
「それどころか大津市なんてね」
 この市はというのだ。
「先生が見ても笑ってよ」
「それで終わりですか」
「やり過ぎるなよ、でね」
「最低ですね」
「それでインタヴュー受けてもね」
 事件が発覚してだ。
「鼻歌歌ってたのよ」
「全く平気なんですね」
「こんな人間の屑と言うしかない奴がよ」
「本当に一般社会じゃ絶対に生きていけないですね」
「屑過ぎてね」
 人間としてあまりにもレベルが低くというのだ。
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