第二部 1978年
影の政府
奪還作戦 その2
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いる。それだけだ」
フィルムを破り、銀紙の包装を切り取り、タバコを抜き取る。
「そんなことで……BETA戦争に参加されたんですか」
口に煙草をくわえると、静かに火をつけ、紫煙を燻らせる。
白銀の言葉に、マサキは白く整った歯を剥いて、大きくうなづく。
白皙の美丈夫ユルゲンや、明眸皓歯な妻ベアトリクス。
そして、思いを寄せる可憐な乙女、アイリスディーナのことを、しみじみと思い浮かべて。
「俺は、やりたいようにやる。ただそれだけの事だよ。フハハハハ」
マサキは、わが意を得たりとばかりに、哄笑して見せた。
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