第七十三話 態度が少しその十二
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私達は商店街を通ってそうしてでした。
神殿に行って一緒に南の礼拝堂で参拝をしました、その参拝が終わってから隣で一緒に参拝をした新一君に言いました。
「それじゃあ今からね」
「はい、回廊ひのきしんですね」
「膝当て持ってるのね」
「いつも鞄の中に入れてます」
新一君は私ににこりとして答えました。
「そうしていますから」
「持ってるのね」
「はい、ですからいつもです」
「しようと思えば出来るのね」
「それで実際時間があればです」
「させてもらってるのね」
「いい汗かいてます」
こう私に答えてくれました。
「ですから今から」
「一緒になのね」
「そうしていいですね」
「いいわ、私も持ってきたしね」
膝当てをです、回廊ひのきしんは木の固い床の上で四つん這いになって行うのでどうしても膝当てがないと膝を痛めてしまいます。だから皆膝当てをしています。
「それじゃあ今から」
「やらせてもらいましょう」
「二人でね」
こうお話してです。
私達はかんろだいの方に礼拝をさせてもらってから膝当てを付けて回廊を拭かせてもらう布をお借りしてです。
回廊ひのきしんをさせてもらいました、これは神殿の回廊を文字通り一周拭かせてもらうというものですが。
私は子供の頃からおぢばに帰るとよくやらせてもらっていて高校時代も結構少なくとも一週間に一回はやらせてもらっていて慣れています。
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