暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第106話 ルキの失敗!1ミリのユダ登場!
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ですか?」
「ふふっ、優秀なスタッフがいるから数日なら大丈夫じゃよ」
「ははっ、なるほど……それにユダさんならここからグルメタウンに戻るのも数分で行けるでしょうしね」
「いやいや、それは買いかぶり過ぎだ。ワシも年だからそんなに早くは動けんよ」
「またまた、もう100年以上は生きていて俺より早いんですよ?謙虚にもほどがありますって」
「謙虚ではないよ、どんな時でも冷静に物事を見る……それが1ミリのミスをしないコツじゃ」



 俺は久しぶりにお会いしたユダさんに敬語で話す。


 彼はランキング5位なだけでなく四年に一度行われる『クッキングフェス』で2回優勝した経験があるスーパーコックだ。実力も俺以上ある尊敬する人物だ。


「イッセー、お前ユダさんと知り合いだったのか?」
「ああ、過去にお会いしたことがあるんだ」


 隣にいたルキが驚いた様子でそう聞いてきた。俺は四天王の中でも交友関係が広いからユダさんとも知り合いなんだ。まあ滅多に会えないけど……


「おや、お主は?メルク殿ではなさそうじゃが……」
「は、初めまして!オレはルキと言います!研ぎ師メルクの弟子です!」
「ほう、メルク殿に弟子がいたのか。なるほど、良い腕を持っているのぅ」
「あ、ありがとうございます!」


 ユダさんに話しかけられたルキは緊張した様子で彼に挨拶をした。まあユダさんほどの人が来れば誰だってああなってしまうよな。


「イッセーと一緒にいるということはそちらのお嬢さんや少年たちは『超新星』のメンバーか?才能のある若い芽がこんなにもいるとは……お主は良い仲間を持ったな」
「わわっ、僕達ユダさんに褒められちゃったよ……!」
「こ、こんな名誉なことはありませんわ!」


 ユダさんが俺の仲間を褒めると祐斗や朱乃さんが嬉しそうにしていた。なにせちょっと調べただけでも超有名人だって分かるような人に褒められたらそりゃ嬉しいだろう。


(ルキもこれくらい素直ならな……)


 皆の様子を見てルキもこれで自信を付けてくれたらよかったが、流石にそうは上手くいかなかった。


「なあ、俺は新入りだから分かりにくいんだけどあの爺さん、そんなにすげぇ人物なのか?めっちゃ強いってことは分かるんだけどよ」
「そうね、悪魔でいうならレーティングゲームのトップクラスみたいなものかしら?実力はそれ以上だと思うけど」
「なるほどな、そりゃすげえ奴だって分かるな」


 この世界に来て日が浅いアザゼル先生がリアスさんにユダさんの凄さを聞いて驚いていた。実際はもっと凄い人なんだけどそれは自分で調べてもらった方が良いだろう。


「髪の白い少女はいないのか?節乃様にも認められた才能を持つ少女を見て見たかったのだが
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