暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第106話 ルキの失敗!1ミリのユダ登場!
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俺に刺さるようにしやがった、猛獣ながらやるな。
(避けた方がいいんだが奴は俺がルキをカバーすることを分かってる、だから受けざるを得ない)
避ければいいだけなのだがルキを狙ってくるので俺が受けざるを得ない。さてどうするか……
「はっ!真っ向勝負と行こうかぁ!!」
なに、難しく考える必要はない。圧倒的な攻撃で奴の攻撃ごと叩き潰せばいいだけだ。
ワーナーシャークは再び俺達に向かって突っ込んできた。俺は両手を合わせて体を垂直に伸ばす、そして回転しながら奴に突っ込んでいった。
「ミキサーフォーク!」
そのまま奴の口の中に突っ込んで歯ごとワーナーシャークを貫いた。俺の体もあちこちに切傷が出来てしまったがこのくらいはなんてことないさ。
「よっしゃあ、ワーナーシャーク捕獲完了だ!」
俺はワーナーシャークの死体を回収してルキと共に海面に向かった。そして岩場にいたテリーと合流して近くの浜場に向かった。
「うーん、不味いな……肉はゴムみたいに硬いしアンモニア臭も強い。フカヒレは小猫ちゃんに料理してもらうか」
俺はダメージを回復するためにワーナーシャークの肉を食ってるがお世辞にも美味くはない。
不味い不味いなんて言って食べたら食材に失礼だって?しょうがねぇだろう、不味いんだから。
俺は命を奪ったのなら出来る限り食う主義だが不味い物は不味いって言うからな、寧ろ素直な感想を言わない方が失礼だと思ってる。
「……イッセーはどうやってそんなに強くなったんだ?」
「ん?俺が強くなったのは過酷な修行をしたからだな、それとグルメ細胞を持ってるからだ。ルキはグルメ細胞を持ってないのか?」
「ああ、オレは持っていない。最初はそれを使おうかと思ったんだけどリスクが大きいって聞いたから止めたんだ」
「まあ確かにリスクは大きいな、最悪死ぬし」
「死ぬのも怖いけどどちらかと言うと体に異常が起きてしまう方が怖いな。この手がもし違う形になってしまったら今までみたいな仕事をできなくなるかもしれないから」
「ああ、確かに職人にとってはそっちの方が怖いか。100%適合できないと化け物みたいな見た目になっちまうからな」
ルキにどうやって強くなったのか来れたので俺は理由を答えた。その中でグルメ細胞の話になったがルキはやはり持っていなかったようだ。
ルキもグルメ細胞を体に入れるか迷ったみたいだがリスクを考えて止めたようだ。俺は死ぬ可能性もあると言ったが、彼女はどちらかと言うと100%適合できずに体に異常が起こることを恐れているみたいだ。
職人にとって手は命だからな、もし手に異常が出たら大変だ。
「なあルキ、どうして
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