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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第106話 ルキの失敗!1ミリのユダ登場!
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んなことしたって出てしまえば……」
「ルキ!触ったら駄目だ!」
ルキは水中を自在に動き回れる魔剣を持っているので渦の流れにも影響されない、だからそのまま渦から出ようとしたのだろうが俺はソレを止めた。
「渦の中をよく見て見ろ」
「えっ……これはワーナーシャークの歯!?」
そう。渦の中にはワーナーシャークの折れた歯が大量に含まれていたんだ。あのまま渦に突っ込んでいたら全身をズタズタにされていたぞ。
ワーナーシャークの歯は一瞬で生え変わる、渦を作ってる間に自分で歯を折ってトラップを仕込んでいたのか。賢い奴だ。
「くそっ、これじゃ出られない!」
「ルキ、油断するな!」
「えっ?そういえばワーナーシャークは何処に……」
「上だ!」
ワーナーシャークは渦の中心に上から飛び込んでる気に襲い掛かろうとしていた。恐らくああやって歯の含まれた渦で動きを制限して上から一気に襲い掛かるのがワーナーシャークの狩りの仕方なんだろう。
(ここまでだな……)
ルキではこの状況を打開できないと思った俺はフォークシールドで体を囲って渦の中に飛び込んだ。
「うおおっ!」
そのままワーナーシャークに体当たりをする、大したダメージにはならなかったが奴の意識をこちらに移すことには成功したな。
「イッセー!」
「ルキ、悪いが交代だ。もう限界だろう?」
「……っ」
ルキは悔しそうに顔を歪めたが素直に下がってくれた。彼女も自分の限界に気が付いていたのだろう、悔しいのは分かるがここは飲んでもらうしかない。
ワーナーシャークは俺を警戒して渦から出て様子を伺っている、直ぐに突っ込んでこない辺り賢いな。
「だが悠長なことはさせねえぞ、まずは邪魔な渦から消してやる!」
俺は両手をナイフの構えにして体を大きくねじった、そして渦と逆の向きに回転を加えた一撃を放つ。
「ミキサーナイフ!」
俺の放った回転を加えたナイフは奴のばら撒いた歯ごと渦を吹っ飛ばした。
ワーナーシャークは渦による拘束が効かないと判断すると高速で泳いで襲い掛かってきた。俺は回避しようとするが奴の狙いがルキだと気が付き彼女の前に出る。
「ナイフ!」
俺のナイフと奴の歯がぶつかり大きな衝撃が走る。俺の腕と奴の胴体に切傷が出来るが俺の方が大きいダメージを受けた。
「やろう、歯を盾にして俺の攻撃を抑えやがった。しかもその折れた歯を俺に刺していくという無駄の無さ……強いな」
奴の歯は直に生え変わる、それを利用して俺の攻撃を歯で受けて攻撃を軽減させたんだ。折れても支障は無いからな。
しかも折れた歯が
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